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女性活性化研修

2013.06.25

こんにちは人間科学研究所の池田弘子です。

現在、取り組んでいる研修の一つにさる大手企業(東京)の「女性活性化研修」が面白い。

この会社は90%男性企業。


女性管理職を増やそう、という掛け声のもとに全社的に取り組んでいる。


私の研修スタイルは講義型ではなく参加型、対話型のワークショップスタイル。


自ら気づいてもらうのが真の教育だと思って実践しているが、
「あっという間に時間が経っていた」

「自分と考えが違う人がいることに気づいた」

などおおむね好評をいただいている。


さて、私の研修テーマは常に「母性力の向上」


これは、管理職研修であろうが、女性研修であろうが落とし込みは変わらない。

今や、会社も男性か女性かで対立化している。


特に、どの企業も女性が職場進出をするにつれ、男性のごつごつした岩肌が女性のもっていた優しさを削りとってしまっていないだろうか。


親密さが失われ、女性も冷たい鎧を着なければならなくなったように感じる。


容赦ない競争が当たり前となる中で、女性たちの疑問、不満、疲労の声がささやかれはじめていないだろうか。


職場はもっと男と女が仲良く力を合わせる場にならないものだろうか?


いや、なれるはずだ!


そのための意識の改善と行動のキーワードが「母性力」なのだ。


この会社の研修参者は「私もぜひ参加したい!」と手を挙げて選ばれた30人だけあって毎回瞳が輝いて吸収力全開って感じ。私も彼女たちから元気をもらっている。


やはり、研修成果は自ら望む人にこそ効果が上がる。


年齢構成はおもに30代、40代で現場、営業職、CS担当、事務職など多彩で係長クラスの人も混ざっている。
第1回のテーマは「もう一人の自分の心に気づくこと&小さな行動&実践」


研修後の彼女たちの感想から拾ってみた。


●「今まで生きてきて"努力が足りない、ダメな自分"と責めていた自分がいました。そんな自分は変化を恐れるもう一人の自分だと認めることから行動できる自分になれることを知りました。


●いつも時間に追われて社員とコミュニケーションを取ることを忘れていました。社内には苦手な人もいますが、その人とは出来るだけ会話をしないようにと思って極力目を合わすことすらしませんでした。後輩に対しても「辞めたい!」とおもっている人とは出来るだけ合わないようにしていた自分がいました。


●今回の研修会に参加できたこと感謝です。課長、係長、主任に「お蔭様で」「ありがとうございました」と心から伝えたいです。自分の笑顔と幸せが周りの人にも幸せを呼ぶということが体と心で実感できました。幸せな時間は人にも仲間にもやる気を与え、しかも人間としてのスキルアップにも結び付くことそれも、すごーく難しい事でもなくささいな誰にでも出来ることなんだと池田先生は母のような笑顔で教えていただきました。子供にも、会社の人にもすぐ伝えたい!


●お蔭様で気持ちが和やかになりました。人間を成長させるなと感じました。 
 ハイタッチ、笑顔、コミュニケーション凄く楽しかったです。
毎日、こんな楽しい職場ならやる気が一杯になるのに、と心から思いました。
改めて、参加に認めてくださった上司、店長に感謝しています。明日出勤したら、上司、店長のところへ必ず感謝のお挨拶に行きますね!


この最後の言葉にあるように、この今回の研修テーマは行動力。


研修に参加して感謝の心が芽生えたら、上司や店長のところへ行って研修の報告と感謝の気持ちを言葉と態度で表すという小さな行動をすること、そして継続することが狙いだったのです。


女性たちの素直な優しさの表現に私も感激!
これぞ、母性力の発揮!


さて、第2回目は「男性の仕事の流儀に学ぶ」
男性中心の職場にあって女性たちは男性の働き方をどう見ているのか
楽しみ!


 

※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。