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僕はこうして妻を嫌いになりました

2014.04.02

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母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

ゴールデンウイークまじか。

毎年この時期になるとどこの家庭でも交わされる会話。

 

「どっか連れてって」

 

40代、自営業 3人子供男性

『私は嫁から「どこか連れて行って」という言葉を聞くのが大嫌いです。
その言葉のあとには必ず「○○さんの旦那さんは休みのたびに家族を遊びに連れて行ってくれる。なのに、うちはどこにも連れて行ってくれん」と文句の言葉しか出て来ません。

そして、「どこか」と場所まで私に決めさせようとして、私が提案するところはすべて否定

「そこはもういい」
「この前行ったばっかり」
「遠い」
「しんどい」
「飽きた」
「もっと面白いところ」
「つまらん」
「そこしか行くところ無いん?」
「お金がかかる」

 

「ねぇねぇ、○○に行きたいんやけど、今度のお休みに連れて行ってくれん?」
っていうような、可愛げのある奥さんがいいです。』

 

おっと、身につまされます。

 

男性は、比較されることが大嫌い。

誰だれさんのご主人は、これくらい稼ぐらしいよ

お隣さん、GWはハワイだってさ

 

なんて、言われると

自尊心をざくざく傷つけられ

立ち直ることができません。

いや、さらに、

そんなことを無神経に口にする

妻を

きらいになっていくのです。

 

男性はプライドの生き物、です。

なのでプライドを傷つけられると

元気が出ません

やる気がわいてこない。

ましてや

そして自分のプライドを傷つけた「目の前のこの女」を

どんどん嫌いになっていくのです。

 

2人だけの時ならまだいいのです。

誰かがいる前で

例えばうちでいえばスタッフ達の前で

私が院長を

けなす

バカにする

「なんでそんなことできないの!」

「ばかじゃないの」

なんてことを

口にされようものなら

プライドはズッタズタです。

 

男性にとって

最もきついのは

人前でプライドを傷つけられること

です。

 

その場では

表情にも出さず

「ははは」と笑ってごまかしていますが

心の中では煮えくりかえっています。

そして

みんなの前で自分のプライドを

ズタズタにした相手を

一気に嫌いになるのです。

許せない、のです。

 

そんなことを

女性は知りません。

 

人前で自分の主人をけなさい

従業員の前で自分の主人である社長をけなす、ばかにする

という行為は

とりかえしがつかないほど

男性の心にダメージを与えます。

 

 

上昇志向の女性は

パートナーである男性に

男らしさ」を求めます。

 

上昇志向の女性が求める男性像はこうです。

■黙って結果をだしてくる

■もくもくと努力する

■弱音をはかない

■誰がどうみても男らしいふるまい

■子供達が尊敬してやまない立派な父

 

はい、そんなパーフェクトな人間は

いません。

はい、戦争中でもない限り

女性が完璧に満足するような「男らしい男」など

いません。

 

隣のご主人がそう見えても

実際に自分の旦那さんになってみたら

「リーダシップ発揮して

男らしくて、どんどん成果を上げる人」

かと思いきや

ただの

えらそうで

見栄っ張りな面倒くさい男だった

という実態があります。

 

もっともっと頑張りなさいよ

もっともっと成果を出しなさいよ

もっともっと働いて稼いできなさいよ

あなた男でしょ

 

と言われれば

詰められれば詰められるほど

男性は

萎えるのです

 

心の中に

「さあ、やってやろう!」という気は失せるのです。

 

男性はプライドの生き物です。

女性はそれを知っておくことが大事です。

 

男性のプライドは

薄いガラスのように繊細で薄く割れやすいのです。

 

女性が水族館の水層くらい分厚い耐久ガラスだとしたなら

男性は、薄い薄い2グラムの力くらいで割れてしまうほど

繊細なものなのです。

 

 

女性が男性にやってはいけない地雷です。

他の男性と決して比較してはならない

■大勢の人前で男性をくさしてはならない

■強い男像を強要してはならない

 

同じことを伝えるにしても

モノは言いよう

です。

 

女性はもっと自分の言葉を見張らなくてはいけません。

私の言葉ひとつで

この目の前の男性を生かすことも、殺すこともできる

ということを

知っておかなくてはもったいない。

 

女性の賞賛ひとつで

男性は天にも昇り

地獄にも落ちるのです

 

そんなあ

たった一言で

そんなわけないじゃーん

 

と思っているなら

それは言葉の力を知らない使ってないのです。

 

 

女性は男性に魔法をかけることができます。

どこかに連れてって欲しいのなら

「ねえ、ねえ、◯◯にあなたと行ってみたいなあ♪

お仕事忙しいだろうけど、一日だけ私にくれない??

その一日で私もまた元気になれちゃうわ♪」

くらい言って下さい。

 

歯が浮いても大丈夫

「うえ~~そんなこと言ったことない、気色悪い~~」

と思っても大丈夫

 

女性はいくつになっても

キャラがえできるのです

 

自分で自分のことを

可愛くないなあ私

と自覚するのなら

「じゃあ、今日から可愛くなっちゃおう」と

鏡を見ればいいのです。

 

 

あら不思議、

いきなり可愛い女に変身。

 

いきなり変身した奥さんをみて

主人はびっくりするかもしれません。

いきなり優しくなって

「なんや?お前気持ち悪いな」と言うかもしれません

 

でもそこでひるんではいけない。

 

3日も続けてると

慣れてきます

 

可愛い女を演じることに

慣れてきます。

 

さあ、次はどんな女を演じよう

と面白くなってきます。

 

好きになるのは時間がかかりますが

嫌いになられるのは一瞬です。

 

男性は

自分が好きな女性には

お金も

時間も

愛情も

おしみなく

注ぎたいと

思うもの

 

逆に

自分が嫌いな女性には

一円ももったいない

一分ももったいない

愛情なんてとんでもない

と思うもの

 

嫌いになられては、損です。

女は欲張りです。

なにもかも、欲しい

と思うのが健康な女性です。

正常正常。

 

 

男性の心を萎えさせてはいけません。

どんなに言いたくても

お口チャックです。

お口を閉じて一人で脳内会議です。

 

妻が主人を誰かと比較したり

くさしたり、自尊心をズタズタにしていると

主人はよその妻と自分の妻を比較しはじめます。

 

自分がやったことと

同じように主人も妻を比較しはじめるのです。

 

お互いに

隣の芝生は青く見えるのです。

 

自分の芝生が青く見えるようにするには

知恵がいります。

言葉が必要です。

 

「よそはいいなあ」

と不満に思っているよりも

「うちはなかなかいいぞ」と

日々思えている時の方が

幸せです。

 

一番最小の単位から

あっためていくのがこれ母性型。

夫婦は最小です。

そして家族

その次、自分の職場です。

 

順番があるんです。

熱は中から外に必ず伝わっていきますから。

 

4月です。

春ですね。

※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。