2014.07.18
マウンティング女子のものさしは?
勉強会が終ってロビーでついつい長話しちゃいます。 女性がこの長話が止まらない。 残ったみなさんでパチリ↑ こんにちは。母性型実践マネージャー吉本委子です。 「いいわねえ、独身だと、楽しそうで。私なんて自分の時間が取れなくって」(結婚してる私の方が上よ!) 「あなたは仕事バリバリできてうらやましいわ。私なんて、専業主婦しかできないもの」(働かないといけないあなたより専業主婦できる私の方が上よ) 「家計簿つけてるなんて几帳面でさすがよね私なんておおざっぱだから、あったらあっただけ使っちゃうわ」(私の方がおおらかそうでしょ?) ニコニコ仲よさそうに会話しながらも水面下では、チクチクと「あなたより私のが上よ」ということをアピールしてくることこういうことを今マウンティング、というそうなのです。 私は「マウンティング」という言葉は知りませんでしたが話を聴いていけば、女子にありがちな「あるなるーー」ということばかり、でした。 先日の勉強会はなんと女子の中に男性一人という男性にとっては勇気ある会になりましたが、共感型母性型男子の方だったので女性の中に「なんの違和感もなくなじんでいる」雰囲気でした。すごいですね。 さて、マウンティング動物世界の言葉だそうです。動物社会において順序きめの確認の行為。一方は優位を誇示し、もう一方は無抵抗を示し、攻撃を抑止したり社会的関係を調整したりする そういや、馬乗りになってることはマウンティングですね、 「私が実際に体験したマウンティングは?」を出し合ってみたのですが、出る、出る、出る。 そういう場に行くと疲れます。みんなが鎧をきて会話をしているところは、疲れるのです。 「ここででは(母性型の場)」では、どうして心がほっとするんだろう?」ということを考えてみた時、皆が、自己開示をしていくからだ、と思うのです。 誰かが、一人ポーンと鎧を脱いじゃう。すると、私も実はね、と鎧を脱いじゃう そうやっていくとずっと鎧を着ている人は会話に乗っていくことができなくなります。 人は素がでてくればでてくるほど心の距離が近くなります。 「こんなこと言うつもりじゃなかったのに、思わず話しちゃった」という時、自分はその場で心開いてるんです。 誰かと自分を比較して自分の価値観でもって「どっちが上」を確認し安心したり、落ち込んだりすることは比較競争のものさしです。 自分よりもあの人の方が好かれている自分よりもあの人の方が優遇されていると思うこととあの人よりも自分は優れてるあの人よりも自分はできると思うことの心のメカニズムは同じです。 どちらも、不安。狭い世界で比較して喜べているうちはいいけれど大きな世界に行くと、比較競争のものさしでは自分は死ぬまで「ああ、幸せだなあ、なんだか、私っていいいなあ」という境地にはたどり着けません。 そもそも、比較競争というものさしはいらない。特に女性にはいらない。 あればあるほど、仲良くなれない隣の人との心に触れることができなくなるのです。 私は、母性型ということを学びだして自分を出していくことの快感を覚えました、 大事さ、とか、メリットと言うレベルではなく快感、です。 気持ちよくって、やめられない自分を出していけばいくほど、周囲との関係が居心地のいいものになっていく、この快感。 向かい合っていくと好きになっていく相手はどうかわかりませんが少なくとも、こちらは相手を好きになっていくということが起こります これは心の中で起こっていること、です。 だから、やめられない。 自己開示していくということは自分から、鎧を先に脱いじゃうということです。自分から、スッカーンと心を開きっぱなしにしちゃうということです。 心をは開けてっぱなしでいるといらんものも入ってくるので時にへこむこともありますが、やはり開けてないと入ってこないのがこれ人間というもの。 こうやって毎日毎日人と対しているといろんなことが起こる毎日でも何か起こったら「まあ、どうにでもなれ!」という感じになってくるんです。どうにでもなれ、と思えるのは日々、人との関わりの中で充電が十分にできているから、です。 だから、余裕がある。「げっ」というようなことが、起こっても「よしっ、どうにかするぞ、いや、してみせる」と思えてしまうものです。 マウンティング女子なんて、しんどいですね。きっと。情報ばかりが飛び交いSNSによって、身近な人の光の部分、華やかな部分だけがクローズアップして自分の視界に入ってくるようになりました。 身近な人の光は、自分にとっては影になってしまうことも、あります。 「あの人は、私よりも華やかな世界にいる」「なのに私は、こんなにくすぶっている(ような気がする)」と勝手に自爆してしまいがち、です。 だからこそ、こうやって集まって、顔を見て、素の言葉を出し合い感じあうということが私は嬉しい。そして、一番元気になる。 どんどん学んでどんどん喜んでどんどん仕事して比較してる暇もないほど、走り続けていきたいと思います。きっと、そう思っている人は多いです。 女性は、自分で心に栄養を注いでいないと一人でいると、どんどん自爆します。私なんて私なんて自分を攻撃しちゃいがちです。 本来、母性力を持っている女性はどんな存在なのか?私という人は、どんなものを持っているのか?引き出してやらなきゃそのままもったいなく使わず終いです。 引き出しの中に「ある」ことを知れば存分に使えますがもともとそんなものは「ない」と思い込んでいれば使おうとも、思わない、そんなものです。 感情を解放すると言えば、女性は、怒りや不満をぶちまけることを連想しがちです。 我慢しているから、です。「こうであるべき私」「こうしなくてはいけない」と自分の感情を我慢し続けているとそのうち病気になります。 負の感情をぶちまけるのではなく「ああ、嬉しいな」「いま、いい感じーーー」という思わず出てくる自分の声に耳を傾けていくんです。 そんなことは、日常にはないだって、職場はしんどいしだって、家庭は大変だしだって、友達だって面白くないしと感じるのなら自分自身のモノサシが誤作動起こしてる。 しんどいなあなんだか、誰とも心から仲良くなれないなあよく落ち込んじゃううなあそう感じる時は比較競争のものさしの世界で生きてるかも、しれません。 全然、違うところでらくらく生きてる人もいるんです。感情を素直に開示していけばいくほど周囲は自分に優しくなります。鎧をかぶっている時ほど周囲は自分に攻撃的です。 これって、心のメカニズムだと私思うのですが、どうでしょう? 次回8月の母性型勉強会は2014年8月20日(水)18時半~20時半高松国際ホテルにてhttp://www.boseinomonosashi.com/
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