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母性型マネジメント

騙すべきは自分の頭です

2014.09.17

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

気分が上がったり、下がったり

昨日はこう思ったけど、今日は違う、

昨日は信じることができたけど、朝起きると疑っている自分がいる

昨日は元気いっぱいだったけど、朝起きると、もうブルー

こんな自分はしんどいです。

kaisetsu_9.jpg

 

しかし、放置しておくと、悪い方へ悪い方へ

不安なほうへ

気をもむほうへ

心配しすぎる方へ

落ち込む方へ勝手に脳みその回路が行ってしまうのが

これ、普通です。

 

nouda_3.jpg

 

だから、一番洗脳しなきゃいけないのは、自分自身なんです。

私は、22歳の秋の日記に

大きく赤字で「騙すべきは自分の頭」としっかり書いてます。

 

 

その時期その時期

素晴らしい先生に

引き上げてもらえるような人に

出会えるのも

自分の頭を徹底的に騙し続けているからだと私、思ってます。

 

そっからこっち

私はずっと自分の頭を洗脳し続けています。

放置しておくと、「恐れ」や「不安」に流れていく自分の頭を

力技で、わざわざ意識して、

洗脳し続けています。

 

それが、勉強です。

 

つい先日、中谷塾で

勉強は何のためにするのか?

という話を聞きました。

 

運に頼らないため

です。

 

運は、あります。

その時その時のバイオリズムというもの

確かに、あるんです。

しかし、その運に頼るのではなく

運そのものの確率を上げていくために

勉強するのです。

 

そこで、

勉強とは?

 

自己肯定感を

高めるための、

勉強です。

 

うーん、かっこいい。

その一言を言い放った先生を

映像でコピーし、勝手に飲み込んでしまいました。

なので、カラーで頭の記憶貯蔵庫に入りました。

 

うわっ

かっこいい

今の、しびれる

ぐっときた

という瞬間が

私はたまらなく快感。

 

 

自信と

自己肯定は

違います。

 

自信は、できるできない

勝つか負けるか

できる時やできた時はあるけど

できなかった時や、失敗した時には

ポキッと折れてしまうもの

もろいものです

 

自己肯定は、

できない自分も好き

むしろ、できない自分も、面白い

短所があったなら

むしろ、その短所こそが、愛おしい

と自分が自分で勝手に思い込めてしまう

できるできない

勝つかまけるかではなく

正しいか間違っているかではなく

 

それをやってる自分が好きか嫌いか

さらにいえば、そんな自分を面白がれるかどうなのか

もっといえば、もっともっと自分自身の世界に没頭していけるかどうか

 

まったく違う

価値観です。

 

 

自己肯定感

今は、ここが低い人がとても多い時代です。

 

自分が自分をどう思っているのか?

です。

 

自己肯定感と

自惚れは

違います。

 

これも、「そうかあ」と納得。

 

自己肯定感は

「今、私できてる!もっとできるようになりたい!もっともっともっと!」

自惚れは

あ、そんなの私もうできてるから、もういいわ」

 

です。

 

進化し続けようとするか

成長しようとするかどうか

です。

 

これも、好みですね。

これでいいや、というのも、これまた好み。

 

治療の中にもあるんです。

どのあたりまでご希望されますか?

という選択が。

 

 

同じことです。

 

 

自己肯定感に

関してですが

私は、ずーっと昔から思ったり言ってるのですが、

男も女も、ある時期には(というより一度着火したら死ぬまで)

どんなことしてもモテモテを体験しなきゃいけない、し続けなきゃいけない

と思ってます。

モテモテ感は

「人から求められ大事にされるなあ」って感じです。

 

nouda_14.jpg

 

人は、心の中が

勝手に顔に出る生き物です

 

思い出して下さい。

女性なら、好きな男性に、好きじゃない男性にも

思いっきり言い寄られ、アプローチされ

あきらかに自分に恋をされているというシーンがたくさんあればあるほど

嬉しいです。

 

男性なら、いいよってくる女性が多ければ単純に、嬉しんです。

好きな女性が自分に振り向いてくれたなら

嬉しいんです。

 

自分のことを

「好きだ」「大好きだ」「君じゃないといけない」

「あなたじゃないといけない」

と浴びるほど愛情注がれたなら

勝手に顔がにやけるんです。

 

勘違いの愛情であっても、

自分以外の他人にたくさん好かれ

愛情を注がれるってことは

もうそれだけで、嬉しい。

 

恋愛関係でなくても

人に好かれる人は

仕事してても

近所つきあいでも

友達関係でも、

かなりの確率でうまくいくものなんです。

 

自分が朝から夜寝るまでの間に

人にたくさん好かれモテてると、

やっぱり、気分いいから、その人の表情は

勝手に嬉しそうになってるんです。

 

にじみでちゃうからしょうがないんです。

 

モテ顔ってのは、

顔のつくりじゃなく

心の中で「あー、嬉しいなあ」って思ってるのが

体液のように毛穴から外ににじみでてるものなんです。

 

顔に出るんです。

絶対に出る。

 

そう考えると

人にモテモテ

っていう状況が「私の毎日のあたりまえ」「それが僕のあたりまえ」を習慣的に作り出してる人はやっぱり昨日も今日も明日もあさっても

同じようなことが続くんです。

 

人間がやってることですので

習慣です。

その人の習慣が、モテモテを作り出しているので

一度習慣になってしまっていると

その習慣をやめない限り

モテモテは死ぬまで続くのです。

 

逆に

「あー、誰か私を幸せにしてくれないかなあ」

「あー、どっかにいい仕事ないかなあ、つまらん」

「あー、なんでもいいから、ここから抜け出せないかなあ」

とか、思ってると

それも全部顔に出る。

 

自分が不幸な時や

自分がさみしい時って

その時に誰か求めて出会ってたりすると

同じように不幸で、さみしくって

「あー、誰か自分を幸せにしてくれないかな、

この私の心の穴を埋めてくれないかな」

って思ってるような人と面白いほど

出会っちゃうんです。

これほんとう、不思議。

 

 

自分が何かに没頭してて

夢中でしょうがないって走ってる時って

誰に何も求めてないので

そんな暇もないので

そういう時って

やっぱり同じような人と波調が合って

仲良くなるんです。

 

 

滲み出る。

隠せない。

もっといえば、目に出る。

目が笑えないんです。

心の中がグレーだと、目が本当にグレーなんです。

もやがかかっちゃう。

 

「誰でもいいから、私を幸せにしてくれないかなあ」

って思ってると

「誰でもいいや」

と思ってる人と引き合って

どうでもいい」ような不当な扱いを受けちゃったりするんです。

 

大事にされない

尊敬してもらえない

他にも誰か探してそうな人を

寄せてきちゃうんです。

 

だから、人は、どんなことしたって

モテモテのがいいんです。

モテモテで嬉しいな、って心の状態を

勝手ににじみださせるってのが

一番いいのです。

 

 

そんなこと言うと

「あんたはまたえらそうに」と私の最愛の悪友もっちは

いつもつっこんでくれるのですが、

30年近く付き合ってきてそろそろ

「あんたの言うこと、あっとるかもしれんわ」と

最近しみじみ言ってくれるようになりました。

人間30年ちかく付き合って

いい続けていると

やっとこさわかってくれるものがあるってものです。

 

 

自分が自分自身に価値を感じていないのに

そんな自分を愛してくれて

尊敬してくれて

大事にしてくれる人に

出会うことなど、できません。

 

これは、友人関係もそうですし

仕事も、同じです。

 

自分がやってることに

自分が没頭し

徹底的に「自分ってすごいわ」と思い込めてるからこそ

その熱に引っ張られて

人が寄ってくるのです。

 

引き寄せられてるのは

その温度なんです。

熱なんです。

 

 

自分なんて、

と思っていると

あなたなんて」と思ってる人が

寄ってきます。

 

これ、本当の話です。

 

今は、放置しておくと

みんながみんな、「私なんて」って、落ちていく時代です。

圧倒的に自己肯定が高い人が少ないから、です。

 

他人の自己肯定を引き上げるには

自分の自己肯定が恐ろしく高い位置にいないと

到底引き上げることなど、できません。

 

自分のことは

自分でなんとかするのです。

自分で勝手に自己充電し、自己発電装置を

作ってしまうのです。

 

それができるのが

コツコツ勉強です。

 

コツコツ構築するのが

一番はやいのです。

 

うちのように、自営業で、小さな組織で

患者さん相手の仕事をしていると

本当に感じます。

 

コツコツコツコツ

積み上げる。

10年前に

今日からすることはすべて構築していこう」

とあの時決めたから

10年たった今、

形になり、芽が出て、思っていたことが

できるようになっているんです。

構築なので

今日やったことも、全部積み重ねていく

という意識でやってるんです。

今日、ただ忙しいでなんとなくではなく過ぎるのではなく

今日やってることを構築するという意識に変えるだけでも

私は大きな意識変革でした。

 

nouda_12.jpg

 

今日書いたことも、

書きっぱなしにしていくのではなく

データとして重ねていこうと意識していくだけで

勝手に膨大な量になっていきますし

なによりも

「こんなに重ねてきたんだ」という自分たちへの

再確認にもなります。

 

あの時、「こうしよう。こうしていこう」と

決めずに

ただただ忙しく走っていたなら

今は、ないと思ってます。

 

 

こうしようと

決める

決めた瞬間から、一気に内容が濃い時間が

流れだすんです。

 

私は、

自分が体験してきたことや

今、まさに体験していることを

「それは、こういうことだね」

と言葉にして教えてくれるこの塾が

たまらなく快感なんです。

 

「すごっ、ひょっとして神様??」

と思っちゃう瞬間も、あります。

そして、そう思える自分も好き。

 

 

ああ、そういうことなんだ

と腑に落ち

再確認ができ

「ああ、これはこのままでいいんだ、このまま続けよう」

と思えることもあり

「おっと、これは違う方向だった、修正しよう」と

思えることもあり

自分の走ってる方向を軌道修正してくれるものさしになります。

 

 

勉強してると

自分が何気なく使う言葉がどんどん

変わります。

 

発する言葉が変わると

思考回路が勝手に変わるんです。

オートマチックで変わるんです。

 

あー、いやだ

と思っていたようなことでも

「あ、やりたい」に勝手に変わっていくんです。

 

 

何かが起こって

その出来事で一喜一憂している自分は嫌だったんです。

誰かの言葉でいちいち傷ついたり怒ったりへこんだり

する自分が嫌だったんです。

 

 

すべては、

「あーー、嫌っ、こんな自分は嫌だっ」

って大声で叫んだ時から

私はなにもかもが変わりました。

 

時間がすごいスピードで動き出した感覚です。

そっからこっちずっと

その感覚で生きてます。

 

勉強することだけは

快感なので、やめられない。

 

どんな場に行っても

どんな話を聞いても

どんなことが起こっても

「わお!私ってラッキーだわ」と勝手に脳みそが思ってくれるような

自分って、いいと思いませんか?

 

「あれは、ダメだったわ」

「あれは、効果ないわ」

「やってみたけど、すぐあきたわ」

ではなく

「なにもかも、まるごと全部ラッキーだったわ」

と全部肥しにしちゃえてしまう

 

 

それこそ、じここうていかーん!!!!(自己肯定感)

塾のよしこちゃんが、こう叫んでました。

まさに、その通り!

 

 

感謝しなければいけない

と強要されるのは苦手ですが

勝手に感謝の気持ちがわいてきちゃう自分に

なってしまう

というのが

勉強する快感です。

 

強要はダメです。

こうしなくちゃいけない

こうすべきだ

ということは

本来人間には、そんなもの必要ないんです。

 

勝手に湧き上がってくるのを

待つんです。

いいものを心の中にたくさんいれておくと

勝手に湧き上がってくるんです。

 

いいものをたくさん入れるのが

勉強です。

 

ご飯と同じです。

食べなきゃ死んじゃう。

 

 

次回母性型勉強会

平成26年9月24日(水)午後6時半~9時です。

高松国際ホテルにて

会費は3,000円(食事代込み)

お申込はhttp://boseinomonosashi.com/study/

殿!あなた様が一番でございます。

2014.03.24

母性型実践、マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

どの人の心の中にも

自分勝手に、自分の思う通りに、自分の理想通りの

世界というのが、あると思います。

そう、妄想、です。

 

男の人の中にも

妄想があります

その妄想は決して口に出して言ったりは、しません。

 

女の人の中にも

妄想があります。

そして、同じくそれを口に出して言ったりは、しません。

 

女友達同士でも

男友達同士でも

それは口の出しては言えません。

 

でも、

もし

私が、自分勝手な妄想をした通りの

女の気持ち主体の身勝手な主張を

100%通してくれるような

人がやってきて、

私の妄想通りのことをモノ言わずとも

提供してくれたとしたなら

私は、もう絶対にその人から離れることはできないと思います。

 

そして

男性も同じように

自分が理想とるする身勝手な妄想

「そんなこと口に出して言ったら女の人は怒っちゃうんじゃない?」

と思うようなことを

もの言わずとも心地よく提供してくれる人が

いたとしたら、

その男性もまた、その人から離れることはできないのです。

 

なぜなら

自分の心の中で勝手に思う妄想は

欲望の塊だから、です。

欲望は本能に直結しています。

生命維持装置に関わるものです。

そこを全部満たしてくれちゃう人に出会ったりしたなら

離れることはできません。

 

 

これは、

男女の関係だけにとどまらず

上司と部下との関係も同じ応用がききます。

 

上司には

特に男性上司には

女性部下に対して

「あ~~~~~。こんな女性社員に囲まれて仕事できたら毎日ハッピーやろなあ」

とか

「あ---、ここで、さっと、気回してくてるような子がおったらなあ」

とか

「僕が何も言わなくても、先先、考えて動いてくれるような人がそばにおったらなあ」

と、

いつも思ってます。

 

でも、言えない。

口の出して言えないのです。

 

そんなこと口の出して言おうものなら

「女をナンだと思ってる?」

「じゃあ、まずは動いてもらえる人格を養いなさい」

「そんな細かいこと面倒くさい」

「そんなこと言うなんて器のちっちゃい男ね」

 

と思われそうだから、です。

 

言えないけど

やっぱり

そうあって欲しい

自分のところは

そうあって欲しい

そんな願望が捨てきれないからこそ

研修をしてみたり

ミーティングを開催してみたり

社員旅行を企画してみたり

いろいろなことを

やるのです。

 

 

その本心は

男性は、「殿」にならせて欲しい

ということです。

 

宗教で言えば

絶対神である教祖様に

なりたいのです。

 

そして、

あなた様のいうことなら

何でもお聞きいたしますよ、殿

という人を熱烈に欲しているのです。

 

 

ある同業の先生は

「僕のためだけの喜び組が欲しい」と言いましたが

それは本心だと私は思います。

 

 

ここまできて

にやり

とした女性はきっといるはずです。

 

男性は

そんな女性を

手離したくないほど、強烈に渇望しているのです。

餓え乾いているのですから。

 

そんな人に

まずは自分が先になってしまえば、どうでしょう?

 

なんて、

お得。

 

離れないでくれよお

どこにもいかないでおくれよお

 

と思わせてしまう妻

と思わせてしまう私

と思わせてしまう部下

 

になってしまえば

どこに行っても自分の居場所はそこにあり

自分の価値はうなぎのぼりです。

 

まあ、なんて美味しい。

 

 

今は、

もうお願いだから、どっか行って

お願いだから、別れてくんない?

という女性の方が多いのです。

 

そんな中で

この「殿様思考」を持っておくと

圧倒的に強いのです。

 

 

ややこしいセミナーの名前にせず

「喜び組結成のための8つの方法」

「こうすればあなたも殿になれる!」

 

くらい、露骨にやってしまえば

面白いのです、きっと。

 

 

私が今まで近よってみて

すごいなあ、やっぱり

と思った人には

こういう女性陣が周囲にたくさん、います。

 

上司を上手に立てている女性の姿は

見ていて美しい、のです。

逆に、

ため口で

「はあ?」

とか言って

「できませんしい」

とか言ってる女性は

醜い

 

ただ、単純にそう見えるのです。

上司と部下のやりとりを見て

お客さんは

不協和音を感じとります。

 

 

「なんだか、ここは嫌な感じ」と。

 

日本人独特かもしれません。

頭の中だけ西洋化しましたが

男の人の頭の中の妄想は

大奥時代となんら変わってはいません。

 

殿を求め

ボスになりたがり

天を超えて宇宙にまで

行きたいと願うのが

これ、男の人の本質です。

 

 

ね、家の中の

妻と夫の関係と

上司と部下の関係は

まったく、同じでしょ?

 

 

鬼嫁は

鬼母でもあり

鬼部下でも、あるのです。

 

これに対し

賢い嫁は

賢い母でもあり

賢い部下になるのです。

 

一人の人がやっていることなので

同じことを場所を違えてやるのです。

 

 

家で旦那さんを上手に立て

いい気分にさせることができる奥さんは

その技を

職場でも応用を利かせることができるのです

 

人生はこれみなすべて応用です。

仕事はいいけど

男はダメ

女はダメ

ということはありえません。

 

仕事がいい人は

男もいい

女もいい

のです。

 

もし、食い違っているとしたなら

どこかの自分が「違和感」なので

しんどくなるのです。

 

 

全方面にわたって

同じような感じになっていくはずなんです。

ここでうまくいったことは

きっとあの場面でも同じことだろう

と応用をきかせたくなるから、です。

 

 

聞いて下さい。

女性の皆様。

 

男性上司が、一番求めているものは

「自分を上手に立ててくれる人」

です。

もっといえば、

「僕ちゃんの苦労を理解してくれる人」

です。

 

そんな女性を渇望しているのです。

餓え渇いているもの、なのです。

これ、男性相手に男性では、

ダメなんだそう、です。

 

 

男性には

女性という存在が必要です。

 

プラスとマイナス

陰と陽

のように

エネルギー交換ができるように

うまあくなっているのです。

 

どんなにえらい会社の社長さんで

テレビなんかにもしょっちゅ出ているような社長さんであったとしても

いろんな人から

「社長、すごいですねえ」

と言われ続けているような人でも

ひとたび社内に戻れば

 

 

「しーん」

 

 

ということは、よくある話です。

 

遠くの信者には熱烈に愛されても

近くの幹部役員には

心を寄せてもらえず

言うことをきいてもらえず

持ち上げてもらえず

淋しく孤独な思いをしている

ということは

よくあること、です。

 

 

外でモテモテでも

家に帰ると

「シーン」

というのは淋しいもの、です

 

家に帰って

「シーン」

なので、

だからゆえに、

外で必死でモテモテになれるよう

お金を使い

気を使うのです。

 

男性は絶えず

賞賛が欲しいのです。

だから、成功もしたい

地位が欲しい

お金も欲しい

のです。

 

「あなたってば、素敵!!」

の賞賛が欲しくてしょうがない。

 

そして

自分の都合のいい時だけ、

十二分にかまって欲しいという願望があります。

 

一人になりたい時は

一人になりたいのです。

 

そんなのわがままよ

私だってしんどいし

それを言うなら

私の妄想も完璧に満たしてくれるような

男性に出会いたいわよ

と、女性は思うでしょう。

 

 

そうそう、

我慢はいけません。

女の妄想を全て満たしてくれる男性は

出てくるかも、しれません。

 

 

そのためには

女がどんなことを

本当は心の中で一人もんもんと妄想しているのか?

を開示することが、大事です。

 

そして

男がどんなことを

女に求めて得られずに

もんもんとしているか

男の中の貪欲な妄想を

先に知ることが、大事です。

 

 

もし、自分の立場に100%立ってくれて動いてくれる、ねぎらってくれる人がいたとしたら

そんなドラえもんのような存在、

欲しくないですか?

 

 

心の中で口に出さずに

もんもんとしているだけでは、ダメです。

自分が何を欲しているのか

自分が本当は求めているのか

 

社長さんであれば

自分の会社の女性に自分に接して欲しいのか、言えばいんです。

インフォメーションするのです。

 

ちなみに

うちの院長は8年前に私にこう

言いました。

 

「思うように動けるようにして。後はまかせる。

お金は出すけど、口は出さない。約束する」

 

立派立派。

身内誉めして申し訳ないのですが

私が長年この人と一緒にいられるところは

この器だと、思ってます。

 

男の沽券?

というものが、彼にはまったくない。

男だから、こうしないといけない

男だから、しきらなきゃ

男だから、。。。というのが

微塵も、ない。

 

そんなことに

何の興味も関心もないのです。

興味があるのは

自分のやるべき仕事のことだけ。

ゴルフもヨットも、旅行もおしゃれも

グルメもどっちでもいいのです。

私にも関心はないかも・・・・・。

しかし、それももはやいいのです。

彼と私は

戦友のようなもの。

同じところで戦う朋友のようなもの、です。

そうでないと

長年一緒にいることなど

私はできません。

 

愛だの恋だの

好きだの嫌いだの

もはや論議の対象ではない。

 

 

うちの院長は

私には美味しい料理よりも

立派な子育てよりも

仕事を、吉本歯科医院を支える仕事をしている時が

なにより嬉しいそうです。

 

夕方遅くなった時は

「外食もok」

「実家に食べさせてもらおう」

忙しくて家の掃除ができない

とイライラしていると

「シルバーさんにお願いしたら」と代案を提案してくれます。

 

そんなことより

一緒に仕事して

ここで、力発揮して

と言えるんです。

 

何もかもを私に求めてこないので

私はシンプルに仕事をしています。

 

働くお母さん、妻は

何もかもを主人に求められて

ブチきれするのです。

 

仕事もしてよ

でも、家の中のことはちゃんとやってね

だって、あなた女でしょ?妻でしょ?母でしょ?

と言われると

そりゃあ、無理です。

 

 

何もかもを求めると

心が折れます。

そんな体力気力エネルギーはありません。

 

今は、この時期は

思い切り夫婦で仕事に特化する

と決めたなら

そこにエネルギーを集結し

後のことは

周囲に頼めるように

お願いしまくるのです。

 

 

女性は何もかも

全部自分がちゃんとやらなきゃ

と背負ってしまいがちです。

 

背負うと、しんどくなります。

神経すり減らし

自分の心の余裕が磨り減っていくのです。

これ、本当。

 

余裕がないと

「殿!あなた様が一番です」

とは言えないのです。

 

 

男は女を勉強したら必ずうまくいきます

女も男を勉強するのです。

 

夫婦で勉強するとなお、いい。

うちのように個人経営で

パパママストアなら、なおさら一緒に勉強です。

 

一緒に勉強したくない

というなら

志が別ということで

もはや終わってます。

その先に未来は見えません。

 

同じ方向を向いて走ってくれる人と

リセットしなおしたほうが

長い人生よほど、面白いです。

 

人生は、何でもありです。

倫理道徳を持ち込まなければ

楽しくやっていけるもの、です。

 

人として

とか

妻として

とか

お母さんとして

とか、

そういう「正しいこと」を持ち出してきて

悩みだすから

ややこしくなるのです。

 

その人が「たまらーん!!面白い!時間があっという間に過ぎる!!」

ということってきっとあるはずです。

そこにエネルギーを注いでいくんです。

 

 

さあ、あさっては

母性型勉強会。

ものすごく楽しみ!

 

3月26日(水)18時半~21時

高松国際ホテルにて

会費:3,000円(夕食込み)

 http://boseinomonosashi.com/study/

 

 

 

 

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合わなくなって、当たりまえ

2014.03.10

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

勉強会に行って勉強したり

今まで本気で取り組んでいなかったことに

いきなり本気で取り組みだしたり

何かしら、自分がたった一人で「向上しよう」と覚悟を決めて動きだした瞬間から

今までの人間関係とズレがでてきたり

合わなくなったり

今まで気にならなかったようなことが気になったり

周りが妙に止まっているように見えたりすることが、起こります。

 

私の周りでも

「こうしちゃいられない」とお尻に火がつき

いきなり俄然本気で仕事しだした女性がいます。

また、「まあ、今のままでもいいやあ、みんなそうだしい」と思っていた人が

いきなり周囲の熱に「やけど」し、「いや!いかん!このままじゃあ!」

と走りだしちゃった人もいます。

 

共通して最初に感じることが

今まではなんともなかった相手が一緒にいられなくなる」

「ダラダラしてる人みると、イライラしてくる」

「好きだと思っていた人なのに、急に面倒臭くなってくる」

 

といったことが、平気で起こります。

 

当たりまえと言えば当たりまえ。

人間関係は、同じ波調の人同士でないとしんどいのです。

自分を向上させようと、動き出すと自分の中にエネルギーが今までの

自分のエネルギーと大きく違ってきます。

 

だから、

今までは一緒にご飯食べたりお茶飲んでても平気だった人やグループに

属していることが苦痛になってくる、んです。

 

でも、それが正解

それが普通

です。

 

あるグループの中の一人が

いきなり本気で仕事しはじめたり

いきなり本気で何かに取り組みだすと

今まで一緒にいた人は複雑な気持ちです。

 

「すごいねえ」

「さすがねえ」

「頑張ってね」

と言いつつ

水面下では、いろいろな感情がわきあがってきます。

 

その最たるものは

嫉妬です。

 

嫉妬している本人は

その感情を「嫉妬」だとは気がついていません。

なにせ、無意識です。

自覚できたなら、いいのです。

嫉妬を善意という真綿のようなものでくるみ

攻撃してくるから、困るのです。

 

「あなたのためを思って」

「そんなに頑張らなくても」

「みんなそんなものなんだから」

ね、困るでしょ?

 

皆一緒だったのに

ずっと一緒だったと思ったのに

なぜ、いきなりあなただけ頑張っちゃうわけ??

なぜ、いきなり本気になるわけ?

 

と口に出しては言いませんが

無意識に足を引っ張りあうのです。

これは日本社会独特ですが、

女性の中にも

男性の中にも存在します。

ちなみに女性よりも男性の嫉妬の方が100倍恐ろしく根が深いのです。

 

自分が伸びよう成長しようと動き出すと

必ず足を引っ張る人が出てきます。

身近な中でかならず、です。

そんなものだ、と最初から、知っておけばいいんです。

 

「ああ、今そういう時期なんだな」

「関係を調整している時期なんだ」

「人間関係の入れ替えが起こる時なんだ。

次へ向かう時期なんだ」

と知っておけばいいんです。

 

 

今までの関係万人すべてに

好かれようとすると

成長はできません。

どっちでもいいわ、

と腹をくくると今度は逆に、びっくりするような出来事が起こり

びっくりするような出会いが現れるんです。

 

何かを手放すと

それを上回るものが入ってきます。

これは、法則です。

 

 

「私とあなたは友達じゃない」

とベターっトした関係がたくさんある人は

大変です。

成長しようにもできない。

 

自分でちゃんと考えて

自分でこれをやっていこうと決めて

勉強しはじめると、その道に進みだすと

やっぱり独自の世界観みたいなものを

持つようになってきます。

 

その時に

「ええ?そんなのおかしいよ。そんなの常識ではおかしいよ」

と必ず言われることが、あるんです。

 

その時に

「だから、何か?」と普通に切り返していけたら、楽です。

 

いやいや違うんです。

とわかってもらう説明をえんえんとしようとすると

ややこしくなる。

 

あの人とも

この人とも

またあの人とも

いい関係でいたい

と思ってしまうと

結局誰からも信頼されない人になってしまうんです。

 

私、土曜日大阪に勉強会に行ってました。

もうずっと毎月行ってるのですが

昨日、はじめて「あ、そうか」と心に落ちたことが、あったんです。

先生は、いろんな言葉で私の世界を変えていきます。

自分が見える世界を変えるためには

自分ひとりでコツコツと、

自分に向き合いながら

勉強していくしか、ないんだ、と胸ではなくもう少し奥の方でわかったんです。

大きな石がゴロリと動いたような不思議な感覚。

 

土曜日学んだことの一つです。

 

人は生きている限り、不安です。

 

諦める人は、「このままでもしゃーないわ。面倒くさいし」という人です。

諦めない人は「このままで終わるのは嫌だ!」という人です。

 

諦める人も

諦めない人も、抱えている感情は「不安」です。

同じ「不安」なんです。

 

しかしこの先が

違うんです。

 

諦める人は、不安なので目に見えるものを求めます。

貯金します。

ブランド物を身につけます。

金品、土地家を欲しがります。

不安な自分の周囲を何か「確かそうなもの」で埋めるのです。

 

行き着く先は

ますます、「自信をなくす」です。

 

逆に諦めない人が向かうのは

勉強です。

不安なので、このままじゃ嫌だ!と必死で勉強するのです。

勉強すると不安が消え、どんどん自信がつきます。

歳がいっても稼げるわ、私と思えてしまうので

貯金よりもますます勉強という自己投資をするのです。

 

勉強は不安が消える

ってことを教えてくれたのが

中谷先生です。

 

勉強していくと、

どんどん今の自分の仕事に繋がるんです。

何をきいても

誰に会っても

すべて

「今やっていること」に笑っちゃうほど繋がっていくんです。

 

だから、今の私は超メモ魔。

車に乗っていても

電車に乗っていても

自転車に乗っていても

お風呂場でも

トイレでも

ポストイットは設置してあります。

 

静かで青い炎がずっと私の中でメラメラ燃えてて

その火を消さないように消さないように

薪を灯すのがこれ、勉強、です。

火が燃えていることは自分しか知らない

この快感。

もっともっと知りたい

もっと勉強したい

もっと成長したい

 

見えなかったものが見えた瞬間の快感をもっと味わいたい

知らなかったものを知った瞬間の感動をもっと味わいたい

こんなサイクルにどんどん入っていくんです。

快感なので

止まらないんです。

 

サルのなんとか、と同じです(あれ?)

 

発想の原材料はすべて「勉強の蓄積」です。

いろんな想いが溢れてくるようになるのも

「勉強の蓄積」です。

 

同じく一緒に勉強している仲間も

そう、感じているんだと思います。

だから、通じ合える。

 

ただ、暇だから

なんとなくご飯食べてお酒飲んで

旅行に行ってる「なんとなく友達」とでは

得ることができない感覚があるのです。

 

 

いつも忙しく誰かと出会い

いつも何かに反応し頭の中は大忙し

誰かの態度ひとつで自分の気分は上がったり下がったり

そうやっているうちに

人生は終わります。

 

 

自分のことを

なにひとつわからないまま、人生は終わるのです。

 

自分のことを大好きじゃないまま、人生は終わるのです。

自分の才能を知らないまま、終わるのです。

 

自分の言葉ひとつで

自分の態度や行動ひとつで

世界を変えることができるってことに

気がつかないまま

人生は残酷にも、終わるのです。

 

嫌だ、そんなの嫌だ!と声をあげ

自分の内側から硬い殻を破って飛び出すか

 

まあ、いいや、みんなこんな感じだし

とそのまま自分で中から鍵をかけるかは

自分で決めること、です。

 

誰も、強制はしない。

 

親も家族も、夫も妻も子供も友達も

会社も学校も

誰も、強制しないんです。

 

決めて動くのは、自分です。

自分だけが今すぐ決めて

諦めない方向に足を一歩出すだけです。

 

寝ていよう

テレビ見てよう

とりあえず飲みにいこう

とするのでも、いいんです。

 

それも、全部自分が決めていいんです。

捕虜じゃないんだから

私達は自由なんだから。

 

決められる、自由があるんです。

 

 

ただ、言えることは

諦めた人は

諦めない人と一緒にいることは

もはやできない、ということです。

 

波調で出会うのです。

諦める人には面白いほど諦める人が集まり

諦めない人には面白いほど諦めない人が集まるんです。

 

そういう意味で

はっきり

明確に分かれているんです。

 

同じ場所にいるようで

実は全然違うところに、いるんです。

 

隣に座っていても

ましてや、長い間付き合っていても

一緒に暮らしていたとしても、

違う世界を見ているんです。

 

交じりあえるためには

内面を構築するしか、方法はないんです。

 

それは、たった一人で

できることなんです。

 

 

母性型勉強会 3月26日(水)18時半~20時半

場所:高松国際ホテルにて

会費:3,000円(食事代込みい)

お申込は、

http://boseinomonosashi.com/study/entry/

 

 

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接遇マニュアル

2014.01.10

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

接遇マニュアル、というものを

私、6年ほど前に作っていたんです。

 

まだ、今のスタッフ達が誰もいなかった時、です。

実際に応対している風景を写真を撮って

その写真の横に

「笑顔で一礼し、お名前をお呼びしましょう」

と、私、本気で書いてるんです。

 

40ページ近くあるのです。

 

 

・・・で、結局夜中まで苦労して作ったこの分厚いマニュアルは

役に立ったのか?と言えば

まるきり、ダメでした。

 

マニュアルにそって

ロールプレイング研修をしても

現場で監視しながら(←当時は本当にこう思ってたんです)指摘しても

一日たてば

みていなかったら、

すぐに元の応対に戻っていました。

 

強制されてやらされることが

何よりも嫌な自分が

他人にはそんなことをしていたのですから

恐ろしい話です。

うまくいくはずも、ありません。

 

きっと当時のみんなは思っていたはず。

「じゃあ、あんたやってみなさいよ」

と。

 

新しいスタッフに順じ入れ替わり

今の体制になるまでのことを

私はあんまり覚えていません。

 

必死だったのと

何がなんだか自分でもわからないほど

いろんなことが起こっていたので

記憶がとんと飛んでいるんです。

 

 

ある時、

今、やってることが全部「あほらし。やめ」

と思ったことがありました。

頭で考えすぎ。

しんどい。

 

そう、思ったんです。

 

私が楽なように、やろう

私が楽しいように、好きにやろう

 

そう思ったんです。

 

その頃から、どんどん

笑いが止まらないほどいい人に出会えるようになりました。

今、吉本歯科医院にはカウンセラーの森下はじめ

松本、衛生士の田中、杉本、出来、

新枝先生

さらに、2階で子供達をみてくれる桂子先生や

キタハラさん。

お掃除をしてくれている二人のシルバーさん。

事務を一手に引き受けてくれている井上さん

などなど、いてくれるのですが

 

神様、ありがとう!

の一言に尽きるのです。

 

なんだって、今まで出会わせてくれなかったわけ???

そんなにひどかったっけ?私???

と。

 

経営者だから、こうしなくちゃいけない

医療だから、こうだろう

院長の妻だから、こんな感じ?

上司だから、こうだろう

 

こんなことばかり考えて動いていたのでは

しんどくなって当たりまえ。

 

 

当時の私はきっと

いつもイライラしてて目標設定だけ勝手にかかげて

スタッフや院長にイライラを伝染させている

ただの嫌なおばさん、です。

笑っているんだけど、心の中は全然笑ってないので

そんな目で世の中を見ると

すすと灰だらけ。

 

みんなのいいところを

見つける目だって余裕だって

持ち合わせてなかったんです。

きっと。

 

その時の私のイライラと不満が

この

接遇マニュアルに

集約されています(--)

 

 

私が接遇マニュアルを

「やめ。捨てる」

と思った頃

私は、自分の周りがこんなだったらいいなあ。素敵だろうなあ

とイメージしたことがあるんです。

 

朝みんなの顔を見て「おはよう」と言うとほっとして

一日の中で何度もみんなと話ができ

患者さんと笑顔で話すみんなや私の顔があって

夕方には

一日大忙しで大変だったけど、

一日があっという間だった、と思えてる

会う人会う人好きな人で

苦手だなあ、と思っていた人でも

会えば好きになっていく。

自分が関わる今日一日に

嫌いな人や苦手な人がいなくなっている

というイメージです。

 

こんなだったら素敵

と、私は細かく日記に書いてニヤニヤしていました。

 

今、ほとんどこんなことになってます。

だから、イメージするって大事です。

イメージは無理矢理するのではなく

もう勝手に想像が止まらなくなってしまうってのがいいんです。

 

身近な人との風通しが悪いと

トラブルばかりです。

身近な人とは

家族と、職場の仲間、週に何度も会う人達です。

 

たまにしか、会わない人とは

うまくいくのです。

ほうっておいても、うまくいく。

素を出す前に

「じゃ、またね~」と帰っていくから、です。

 

しかし、身近な人はそうはいかない。

素はすぐにばれます。

 

 

人は、変わりません。

でも、変えようとしてしまう。

夫は妻を

妻は夫を

親は子供を

上司は部下を

部下は上司を

彼女は彼氏を

彼氏は彼女を

 

でも、変わりません。

強制されるのは、いやなんです。

 

変わる時は

勝手に変わるんです。

自ら、変わる。

中から、変わる。

 

内発的欲求を刺激されると

私なんて、いとも簡単に変わってしまいます。

 

特に女性は

一度

できる快感を覚えてしまうと

もう、やらないことが不快になってしまうものです。

 

どんどん変化していく自分が

うれしくてしょうがない

という状態を作り出すことができれば

あっという間に変身です。

 

 

職場の雰囲気や会社の雰囲気は

そこにいる人が醸し出すものです。

インテリアがどんなに素晴らしくて高級でも

そこにいる人の心が暗かったりひがんでいたりしたならば

その場所は、ダメなんです。

 

雰囲気は

目には見えないけれど

細かい粒子のように

確かに、存在するものです。

 

優しいあったかい雰囲気の中に入っていけば

人間は勝手に化学反応を起こし

いい気分になってしまうもの、なんです。

 

部下が上司に対して

批判的な気持ちがある時は

その「批判的な気持ち」が部下を通り越し

お客様にまで伝染してしまうものなんです。

 

 

私は、この現場で

目には見えないけれど確かに伝染していった

「良好な感情」

「明らかに負の感情」

の行方をみていました。

 

目の前の人

いつも一緒にいてくれる人に対して

どれだけ優しい言葉をかけることができるか、です。

どれだけ優しい表情をむけることができるか、です。

 

「ありがとう」と言われ続けた部下は

その「ありがとう」を次はお客様に伝染させてしまうのです。

「ありがとう」の循環を作るのは

まずは自分から、身近な人へ、です。

恥ずかしいけれど

です。

 

男の人はよく

そんなことばかり言ってると、なめられる

つけあげるんじゃないか

と言います。

 

違うんです。

身近な人に優しい言葉をかけている人を見て女性は

「器が大きいなあ、あの人は」

と感じるのです。

 

大きな大きな

勘違いです。

 

マニュアルでは

網羅しきれないんです。

 

網羅できることは徹底的にマニュアルにし

網羅できないことは、徹底的に自分でやってみせる

んです。

それが、一番はやい。

 

 

ああ、こんな風にしたいんだな

こんな感じがいいんだな

ということを

ちゃんと感じ取ってくれるんです。

素直な人であれば、勝手にそうなってくれるんです。

 

 

だから、素直で素地のいい人がいいんです。

でも、出会わせてくれるかどうかは

神様の采配です。

 

人との出会いはあわせ鏡のようなものです。

自分は変わらないけど

あなただけは頑張ってよね

では、ダメなんです。

 

接客は、化学反応です。

 

そして接客がきちんとできる人は

診療室でのドクターや衛生士さん同士のチームプレイが

できてしまうのです。

 

報告できない関係

目が合わない関係

「ありがとう」と言えない関係

の時

どんなにマニュアルを作ってもダメです。

 

医療事故を防ぐのに

一番大事なことは

中の人同士のコミュニケーションです。

 

 

いい化学反応を起こせる人がたくさんいれば

悪くなりようが、ないんです。

 

■母性型勉強会のご案内

1月15日(水)18時半~21時

場所:高松国際ホテルにて

会費:3,000円(夕食込み)

詳しくは

http://www.boseinomonosashi.com/

 

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

2013.12.03

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です

先日の対話フィットネスでは、男性も女性も

大いに誉め言葉を出し合い、大きなリアクションでもって
相手が言って欲しい言葉をかけあう
というところから、はじまりました。
私は少し遅れて行ったのですが
会場に入った時、あまりの熱気と酸素の薄さに思わず
「なんだか、濃い~~!熱いっ!!」と叫んでしまいました。
頬はみんなピンク色に上気し
声もワントーン高い
手を叩いて大喜びしている人も
誉めるといいよ
ということは
説得や説教や理論や理屈といった
精神論ではなく、体にしみこませるのが一番です。
自分が体験してやってみてはじめて
「あ、なるほど、その通りだ」
とか
「面白い!!これはやらなきゃ!」
とはじめて腑に落ち
その日から態度や行動が変わっていきます。
対話フィットネスの中では
価値観の違うもの同士が、ひとつのテーマを話し合う
ということを、やりました。
その中ででてきた価値観
倫理道徳
セックス
結婚
お金
という5つです。
どれがいいとか、悪いとか
そういう話ではなく
どれも大事なもの、です。
そんな中で
ある物語に添って話をしていくと
「ああ、この人はこんな話はタブーなんだな」
とか
「ああ、この人はこういう考えが嫌なんだな」
とか
「へえ、この人って意外にはじけちゃってる」
とか
いろんなことが見えてきます。
こういった結論の出ない話をしている時
その人の考え方や価値観が
見えてくるンです。
がっちがちに倫理道徳にかたまっている人は
他人の意見が許せくなってくる
白熱してくればくるほど
「それは、おかしい!人の道に反する!」
といった正論をつきつけてくる場合だって、あります。
自分の主張で
周囲が氷つくこともあれば、
引かれてしまうことも、あります。
日本人は気まずいことを
議論することが、とても苦手です。
自分の価値観と相手の価値観が違った時
たいがいは
引いてしまうか
「あの人はダメ」
と拒否してしまうかのどちらか、です。
しかし、これでは
ただの「器の小さい人」で終わってしまいます。
タブーが多い人は、しんどいです。
男女の関係でも、そうですよね?
「あれ、ダメ」「これも、ダメ」ダメダメばかりの相手だと
「もういいや」となってしまいます。
「いいよ~」とまるごとポン
と入ってきてくれる人がやはり、もてるんです。
大人になっても、同じです。
「へえ、そういう考え方もあるのね」と
どんどんどんどん違う考えを中に取り込んでいける人って
魅力的です。
違う価値観の人に会った時
露骨に顔に出して拒否していては
せっかくの出会いも、運も逃げていきそうです。
誉め誉めワークをやった後、
皆が一様に「毎日の生活でこんなに誉められることってないよね」
という声が上がってきます。
そうだよね
と納得するのですが、
それは、違うのです。
世の中には
誉められることがない人と
毎日誉められ続けるのが当たりまえの人がいる
ということなんです。
自分のスタンダードが、みんなのスタンダードでは、ないんです。
毎日誉められることが当たりまえの人は
自分も毎日人を誉めることが当たりまえの人、です。
朝、顔を洗うように、トイレに行くのが当たりまえのように
人を誉め、誉められることが日常の中にたくさんあるんです。
毎日毎日
誉め言葉をシャワーのように浴び
誉め言葉を弾丸のように人に放射している人は
その頭の中はまったく違いますし
見えている世界も違うのです。
会の中では
「夫を誉めようにも、誉めるところが見つからない」
「頑張らない夫に、とても尊敬の念が持てずどうしても朝からイライラしてしかりつけてしまう」
という言葉もありました。
これ、どこに行ってもよく聞きます。
では、そう言っている女性は
誉めているのでしょうか?
という話です。
なんでもそうですが
卵が先か、鶏が先かの話で
先手を取るのは女性です。
男性は変化が苦手です。
わざわざ意識改革をすることなんてできない生き物です。
まずは、女性がそれを知りましょう。
自分が
「あ、これじゃあいけない!奥さんを大事にしなくちゃ!奥さんに
優しい言葉をかけなきゃあ」と思って毎日毎日奥さんを誉める男性なんて
人口の中で1%未満です。
男性の中で大事なものは
多くは仕事です。
小さなものではなく、大きなものに重きを置くのが男性です。
「家庭は小さいものなの?」とそこで突っ込んでは
いけません。
揚げ足をとって
言葉に反応し、言葉の応酬をしているばかりの
女性はどんどん不幸のスパイラルです。
同じ土俵にあげて考えてはいけない、ということです。
もし、例えば自営業をしているご主人がいるとします。
奥さんも、一緒に働いています。
奥さんは、みなこう、思ってます。
「私がサポートしてるから、ここまでやれてるんだから、感謝してよ!」と。
もし、奥さんの機嫌を損ねようものなら
「じゃ、もう助けてやらない!サポートしないからね!」
となってしまいます。
これも、よくある話です。
実際、私も母性型だとか、マネージャーだとか、結婚の意味だとか
な~んにもわかってない時には
院長を大事にはしていませんでした。
だって、私だって子供育てながら
頑張ってるのに、
あなただって頑張りなさいよ、このっ!!
という怒りが湧き上がってくるんだから
しょうがないんです。
でも、これ、
全然ダメ、なんですね
実際は。
笑っちゃうほど、何もかもうまくいかなかったから
ダメな理由がいちいちよくわかるんです。
やればやるほど、
運は逃げ
夫は元気をなくし
あげくのはてに、嫌な空気を周囲に撒き散らしていくんです。
男性は、「もっと頑張りなさいよ、男でしょ!」
「◯◯さんところのご主人みてごらんなさいよ!大成功してるじゃない!」
「あなたはもっと勉強しなさいよ!」
という叱咤激励では、動きませんし、変わりません。
詰めればつめるほど
どんどん元気をなくします。
そして、居心地が悪いので
自分を癒してくれる存在を探すのです。
また、そういう時には鍵と鍵穴のように
ピタリとはまる女性に出会ってしまうものなのです。
これ、本当、不思議な話。
だから、家の中で夫に冷たくして
夫が、よそに彼女ができたって
これ、自然の摂理なんです。
しょうがない。
雪が溶けたら春がくるのと同じくらい
しょうがない話なんです。
外では完璧な優しいいい女風の奥さんは
得てして、夫に厳しいです。
外では、優しいのです。
ママ友の間では優しいのです。
しかし、夫との関係には厳しいのです。
 
「素敵な奥さんね」
「よくできた奥さんね」
「良妻賢母でしょう」
と周囲に言われれば言われるほど
ご主人はそのギャップに苦しくなるんです。
でも、言えない
言えない
友達にも言えない
仕事仲間にも言えない
男性は
どこかで
ほっとできて
ダメな自分もぜ~んぶ「そんなことないわよ、あなたは立派よ」と言ってくれ
全肯定してもらえる存在が欲しいんです。
頑張らなくてもいい
気取らなくてもいい
責任をつきつめられない
そういう場所を欲しいのです。
男性に隠れ部屋が欲しいのは
そういうこと、です。
隠れ部屋にこもるか
彼女を作るか
どちらかしないとバランス取れない存在です。
これを女性は
怒ってもしょうがないんです。
そういう生き物
と知っておけばいいんです。
仕事を頑張ってやろう
成功してやろう
という男性であればあるほど
そういう存在を求めます。
女性から見れば
「はあ?私だって欲しいわよ、そんなもの!
「あなたは男でしょ?父でしょ?社長でしょ?頑張りなさいよ、男なら!!」
「私は、子供見てるから、好きに動けないのよっ!!」
と言いたいところでしょうが
それを言っては、もうおしまい、なんです。
抑圧された満たされない気持ちは
封じることはできません。
封じることができないので
どこかで、その満たされない気持ちをなんとか
満たそうとするんです。
人間はそうやってバランスを取ってるんです。
誰も言いませんが
学校でも教えてくれませんが
倫理道徳ではいけないことだろうが
そうなってるんです。
男性を、詰めては、いけません。
追い込んだら、潰れちゃうんです。
潰れる
というのは具体的に
病気になっちゃう
とか
仕事しなくなる
とか
です。
いいこと、ないでしょ?
もし、ご主人に、彼に、
仕事で成功して欲しい
事業がうまくいって欲しい
と願うのなら、
女性がやることは決まってるんです。
それは
形から入る
ことです。
最初は嘘でもいい
演技でもいい
思ってなくてもいい
んです。
最上級のおもてなしを
ご主人に、です。
組織であれば
賢い社員は、一番上司を喜ばせてくれるべく
気を遣います。
上司の機嫌がいいことが
一番この会社にとっていいことだと知っているから、です。
部下は、上司の顔色を見ながら
その日一日が左右されます。
上司が機嫌が悪いと
とばっちりを受けるのは
社員です。
「そんなことはしてない!」と
世の社長さんに怒られそうですが
社員という立場は上司の存在が怖いのです。
「いいや、うちの社員は私にはなんでもオープンに
心を開いて本音を話してくれる」と言っている社長さんは
多いですが、
それは、自分の立場というものの大きさを
社員の目線から見たことがないから、です。
部下はなんでも話してくれると錯覚したら
大間違い。
最大限の配慮を持って接したとして
本音を言っても大丈夫なんだという風土を徹底的に築かない限り
いや、築いたとしてもそれでも
本音は100分の1程度しか、出てこないものです。
それほど、垣根はあることを
知っておかないといけないんです。
形から入る、家庭バージョンに戻ります。
ご飯は一番えらい席で
おかずはオトウサンが一番いいものを
お風呂はあったくてきれいなものを
眠るところは夏はクールに冬はホカホカに
家族で食事していても
どこかに行っても
なにかにつけて
「こうして美味しいものが食べられるのは
お父さんのお陰よ」
と言う言う言う
子供にも、「お父さんが頑張って仕事してるから、暮らせる」と
言い続ける
言い続ける
パフォーマンスでも、いいんです。
形から、入るので
それでも、いいんです。
仕事から帰ってきたら
何をしてても手を止めて
「あっ、おかえりなさ~い!!おつかれさまでした」
です。
お母さんが飛んでいく姿を見ていたら
子供も同じように飛んでいくのです。
これ、パフォーマンスです。
私はこんなキャラクターではないのです。
演技です。
女優になってます。
なりきってます。
でも、5年も6年も毎日やってると
習慣になり、演技も板についてくるというものです。
そして、一番の効用は
言い続けている私自身が
「本当にそうなんだ」と思い込んでしまうこと
にあるんです
すごいすごい
と言い続けているうちに
いいとこばかりを重箱の隅をつつくように
見つけることができるようになってしまう
という恩恵があるんです。
主人が仕事の愚痴を言ったなら
「あらあ、それは大変だったねえ。
でも、あなただから、うまくできたのよね
さすがよね~」
無理矢理、力技で全肯定へ、話を持っていきます。
自信をなくしそうな出来事があったなら
誰かに非難を受けて落ち込んでいたなら
「そんなのあなたのせいじゃない!
だってね・・・」とこちらも無理矢理、力技で
自信回復装置に徹します。
私にとって、こんなことは
苦労でもなんでもなく
いくらでも、できちゃいます。
でも、考えてみたら
すべて自分のため、です。
それで、いいんです。
自分のために一生懸命やってることの延長線上に
周囲が幸せになっていくんです。
あなたのためよ
なんて、嘘です。
あなたのためは、私のため
なんです。
そこをしっかり自覚し
再認識し
「私にはおおいなる下心がある」
と腑に落ちると
なんだってできますし
恥ずかしい言葉だって、出てきます。
「あなたは国の宝よ」
と言い続けているうちに
本当に、国の宝となる人物になっていくんです。
言葉で鼓舞するんです。
男性は、「あなたって、天才!!」「あなたのお陰で」
という言葉で本当に力が湧いてくる生き物なんです。
私にとって一番嫌なことは
院長の機嫌が悪いこと、です。
院長の機嫌が悪いこと=医院の状態へ影響
ですので、
それが一番嫌なのです。
医院は、わたしの居場所であり
私が採用した大事なスタッフ達の働いてくれる場所です。
私が採用してスタッフなのに
院長の機嫌ひとつで、嫌な気分を伝染されるのは
困るんです。
また家庭も私の大事な居場所であり
私の大切な子供達がいます。
子供達は両親の機嫌の良い時、楽しそうな時が
一番のご馳走です。
仲良くしている姿を見たいのです。
その家庭が、暗くイライラしたものだと
困るんです。
私も40を超えると
美容と健康によくないんです。
寝たらすぐに肌が再生する20代とは違い
その夜、気分よく心地よく眠れることが
とても重要なのです。
うちのような小さい小さい10人以下の
職場はトップの機嫌ひとつで大きく変わるんです。
トップの心が
安心していて
不安がなく
余裕がある時は
本当になにもかもがうまくいくんです。
トップの心が
気分が
スタッフに伝染するんです。
私の仕事は、
トップである院長の心を
波立たせないこと、です。
いらぬ心配をさせない
医療に集中させること
です。
そうすることで
どんどん最新の勉強をすることができ
ますます患者さんに還元できることは
増えていくんです。
それもこれも
全部、すべては自分のためです。
私がなぜストレスなくそこにエネルギーを注げるかと
言えば
下心が明快だから、です。
私のため、と自覚してやってるから、です。
私は
いつだって
元気でいたいし
気分よくいたいし
クレーム処理なんてあまりしたくないし
好きなことを
やりたいように
やっていきたいんです。
文句を言われるのも嫌
人にコントロールされるのも嫌
はっきりしてるんです。
自分が何のために
今、こうしているのか、とはっきり自覚していると
動きは明快になります。
ストレスも消えます。
タテマエばかりを優先させ
心の中にある本当に気持ちを隠している時は
うまくいくことは、ありません。
はい、全て自分のためです
と自覚してやることは全て納得です。
あなたのために、私はこう言ってあげてるのに・・・
なんて、嘘です。
あなたが頑張ってくれないと
私が困るから、
やっぱり私のためなんです。
言葉を間違うと
一緒に乗ってる船員まで海に落ちちゃうんです。
主人をご機嫌にさせることが
私の一番の仕事。
そこから、放射線状に、
あらゆることが開けてくるんです。
本当に、神様は
男と女を凸と凹で補うように
素晴らしく作って送り出しているんです。
家庭バージョンと職場バージョンは
これ、同じです。
家の中で起こっていることが
そのまま職場で起こるんです。
だから、おもしろくて
やめられないのが
母性型、なんです。
ね、素敵でしょ?
私は欲が強いんです。
自分の人生の残り時間を
それほど多くないかもしれない時間を
1分さえも嫌な気持ちで過ごすことは、嫌なんです。
嫌なので、違和感を感じたなら
なんとか調整しよう調整しようというセンサーが働くようになってるんです。
もうほとんど、
オートマチックです。
次回母性型勉強会には
徳島からも素敵なご夫婦がお越し下さいます。
愛媛に徳島に、
後は高知のみ、です。
高知の方が来てくださったら、4県集合です。
なんだか、面白い。
母性型勉強会
12月11日(水)午後6時半~9時
高松国際ホテルにて
会費:3,000円(食事つき)

自分の居場所の作り方

2013.10.31

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

働いていると職場の人間関係というものがあります。

そんな中で

もし自分が体調が悪くなった時や、のっぴきならない事情ができた時に

自分が職場に出られない時だって、あります。

 

その時に、周囲が「大丈夫よ、サポートするからね」

自分に優しい手を差し伸べてくれるかどうかは、その人の日頃の行いに、よります。

 

こんなに進化したような時代にあっても

つまるところは

そこ

です。

 

あなたが困ったなら助けてあげる

と思ってもらえるかどうか

に尽きます。

 

吉本歯科医院、母性型経営という考え方にのっとって

日々仕事をしています。

いろいろなところでお話をさせて頂く機会があったお陰で

共感していただく方も増え、実際にご自身の会社で実践している

ところもあり、嬉しいなあと思います。

 

なんだか、とっても働く人に優しそうな職場のようなイメージがあります。

そんなイメージが大きくあり、

「従業員にとって優しい」

んでしょう?「うちの会社は違うんです。大事にしてくれないんです」

というお話は耳にたこができるほど、聴きます。

 

私はスタッフが大事です。

毎日顔を合わせる人です。

誰かが暗い顔してたら気になりますし

話を聴きたいと、いつも思います。

 

いまいてくれるスタッフ皆、大事に思えます。

しかし、それは役割をきっちり果たしてくれていると実感しているから、です。

 

逆に言えば、自分の役割を果たさない人には

興味はありません。

関心が、ない。

恐ろしく冷たいと、自分では思います。

役割をちゃんと果たせそうにもない人を絶対に採用しないとも

思っています。

そんな人が一人でもいると

集団の意識は一気にレベルダウンするから、です。

そこだけは、いつだって気をつけています。 

 

例えば、吉本歯科医院の受付松本の話をします。

みなさんによく知っていただいているので松本の話をするのが一番理解していただきやすいかと

思うのです。

 

松本は吉本歯科医院に平成20年2月に入社してくれました。

ねばって、ねばって

理想の旦那様を見つけたという感覚です。

 

求めるものははっきりしていましたし

こんな人がいたら素敵だろうなあとイメージしていた通りの

人がやってきてくれました。

 

まずは想像するって大事です。

私はいつだって、先に想像がぶわ~っと膨らむんです。

こうなってこうなって

ああなってこうなって

わあ、いいなあ素敵だろうなあ

って、どんどん膨らむ

現実は、一切関係なく

勝手に想像してしまうんです。

 

思い切り膨らましておくと

数年後には6割近くそうなっているので

やはり、思い切り想像を膨らませるのは悪いことではありません。

 

歯科の知識もなく

真っ白な状態で入ってきた松本は

そこから着実に信用を積み上げました。

決して派手な応対ではありません。

過剰なサービスもありません。

過剰な笑顔もありません。

とってもニュートラルで落ち着いています。

そこが、いいんです。

そこが、私はとても好き。好みです。

過剰なことは、長くは続きません。

淡々と、日々レベルの高い対応ができる、ということは価値あることです。

 

吉本歯科医院は、日々の診療での工程が恐ろしく複雑で

治療内容も、一般的な医院さんとはまったく違います。

自由診療の範疇が大きく、患者さんに説明を求められる機会はとても多いです。

 

松本は

知らないことは、知らないので教えて下さい

といつだってメモを片手に勉強してきました。

院長への質問量ははんぱではありません。

知らないと、困る

知らないと、答えられない

知らないと、次へ進まない

という緊張感から、です。

 

この意識を持てるかどうかも

素地です。

素地の中に素直な心があるかどうか、です。

 

一番のびないのは、知らないけれども、自己流で勝手にやる

ということです。

教えて下さい。

という姿勢があればいくらでも吸収できることが、

つまらない意地や個人的感情のために素直になれない人は

意外にも多いです。

 

どんな腹がたったって

どんなに理不尽だと思ったって

素直が絶対に得です

 

そうやって松本はひとつのレベルをクリアし

まや上のレベルへとどんどん上がっていくのです。

 

自分のレベルが上がっているなあ

と実感できるのはどこでしょう?

 

それは

周囲が自然に自分をサポートしてくれるようになった時

です。

 

たとえば

自分は急病で早退しないといけなくなった

たとえば

家族に何かありすぐに帰らなくちゃいけなくなった

そういう時の周囲の対応です。

 

みんなが優しく手を差し伸べてくれるかどうか

それは日頃の行いです。

信頼貯金の預金残高によります。

 

積み重ねていない人には

きついです。

人は厳しいです。

そういうものです。

どういう一年一年をその人との関係で積み重ねてきたか

どういう一年一年をその会社の中で過ごしてきたか

10人同じようにいたとしても

預金残高には大きく差があるのです。

そしてそれは何年かたった時にはっきりわかるんです。

 

助けてもらえなかった

ひどい仕打ちをされた

そこで周囲を責めてもいけないんです。

信頼貯金を積み立ててこなかったツケがまわってきているんです。

 

一度、この人のやる仕事は信頼できる

この人は信頼できる受付だ

 

というように認知させてしまえば、

少々のわがままが通っていったり

自分の好きなやり方で仕事をできるようになってくる

んです。

だから、自分の居場所が職場の中にでき

上司に認められ

同僚し信頼され

という関係は勝手にできていきます。

 

どこの会社にもこういう人がいます。

その理由はこういうことです。

 

のびのびとやりたいように仕事をする

ことができるのは誰だって理想です。

そういう環境を自分が作っていくんだ

という意識が大事です。

 

自分の居場所は会社が提供してくれるものだと勘違いしている人っています。

自分の居場所は作るんです。

自分が、自分の役割を果たすことで作るんです。

与えられるもの、与えられるべきだ

と思っている人は、これからの時代はしんどくなっていきます。

 

組織はどんどん厳しくきつくなります。

サラリーマンであれば雇用を生涯にわたってまもってくれるという

終身雇用はもう通用しなくなってきます。

 

組織に余裕がなくなってきたから、です。

時代は変わってます。

非正規雇用が35%を超えている時代です。

さらに増えていくんだそうです。

日本人の半数が非正規雇用になってしまう時代がやってくるかもしれません。

そうなると夫婦だって体験です。

結婚したら安定なんていうことはもはやなくなります。

 

男性であっても正社員は雇わないという時代が

当たりまえという世の中になってきます。

 

日本は解雇規制が厳しいので

一度正社員にするとよほどの理由がないと解雇できません。

 

がゆえに、これから人を雇う会社は大手も中小も

正規よりは非正規をどんどん増やしていきつつあり

実際に周囲を見回してもこの地方であってもそなりつつあります。

 

 

どんどんどんどん変化しているんです。

10年会社を続かせることがどれほど大変なことか

ということを小さくても組織を運営していたらわかります。

だから、必死で勉強したり、あの手この手で

生き抜こうとするのです。

 

今はそういう時代です。

安定している

なんてことは実際にはありえなく

私達はいつだって変化の波の上で上がったり下がったりしています。

関係だって変化していきます。

ずっと安定している

ずっと止まっている

と思い込んでいたとしたなら

それは考え方のミスです。

 

人は認められ

信頼されることを実感できると

内面は勝手に満たされます

 

自分自身の中身はこうやって満たすんです。

こういう順番です。

 

 

自分が請け負っている役割は何なのか?

ここをしっかり自覚することから、です。

私でいえば

子供達にとっては母であり

親にとっては娘であり

姑舅にとっては嫁であり

主人にとっては妻であり

職場においてはマネージャーであり

患者さんから見れば相談窓口であり

また、あらゆる所属する場面においての自分の役割というものもあります。

 

その役割を果たすには

どうしたらいいのか?

を考えていけばやるべきことははっきりしていきます。

あらゆる役割を持っているので

八方美人どころでは追いつきません。

そこで、義務感を持ったらしんどくなります。

 

「役割を果たさなきゃあ」はあ・・・・とため息まじりに義務感を持ってしまうと

しんどくなります。

そうではなく徹底的に自分の役割を演じきればいいんです。

 

母の時は母をやる

そこに没頭

職場でマネージャーしている時はマネージャーの役割を徹底的にやる

そこに没頭

そうやってどの役割も演じきっていくんです。

 

役割だけをはたせばいいなんて

なんだか人間性や、感情を無視しているようで冷たい

と感じることがあるかもしれませんが、

 

実際に役割を忠実に果たさない人と一緒にいると

トラブルしか、ありません。

どこか遠くかなたに素晴らしい自分がいて

その素晴らしい自分を世界は認めてくれない

と思い込んでいるんです。

それを総称して、「子供」と言います。

子供って、こんな感じです。

子供の特権ですが、大人になってそれを持ち越していると

周囲と衝突は絶えません。

 

役割をちゃんと果たす人はやはり役割をちゃんと果たす人同士と

友達になります。

役割を果たさずに文句ばかりを言っている人は、やはり同じく役割を果たさない人としか

つるむことはできません。

波調が同調しちゃうんです。

これはもうしょうがないことなんです。

 

役割があり、それをちゃんと果たす

その繰り返しが、自分自身の充実になり、その延長線上に

「幸せ」があります。

 

幸せという状態は

「今、幸せかなあ?」なんてことを考えなくてもいいほど

何かに熱中している時のことをさします。

 

自分は相手にとって必要とされる存在かどうか?

こう考えると自分の役割は明確になってきます。

 

きっちり役割を果たす

それだけが

人との関係を作ってくれるんです。

 

役割をきっちり果たしている

そしてその仕事ぶりが

周囲にも圧倒的に認知されている

もちろん上司にも

となった時、はじめて

信頼関係ができるのです。

 

関係って、そういうものです。

職場での関係を出しましたが

夫婦でも、友達でも同じです。

 

相手にとって自分はどうか?

です。

本当の自分と出会いたい

なんてわけわかんない言葉がありますが

本当の自分にはもうすでに出会っています。

 

具体的な役割をちゃんと果たしているかどうか

を見てみればはっきりわかります。

 

人は自分が想っていることしか、できません。

 

何ひとつ役割を果たさず

それでもって、どこか遠いかなたに本当の自分があると思い込んでいる人

私の潜在能力はまだ眠っていてまだ発揮されていないだけだと思い込んでいる人

そんなものはどこにも、ありません。

 

そんなことを考えるより今すぐ

自分のすべき役割を徹底的に果たしていったほうがはやいのです。

よほど内面が充実してきて、幸福感に満たされていくんです。

 

 

どんな場においても

「あなたいないと困る」

「あなたに助けてもらいたい」

「あなたと一緒にいると成長できる」

と周囲の人に認知させたなら、

自分の内面はいつだって満たされます。

溢れるエネルギーのようにわいてきます。

 

何ひとつ提供せずに

自分を助けて欲しい

自分を認めて欲しい

 

これは無理な話です。

 

20歳過ぎたらすべて自分の責任です。

どんな過去があろうと、乗り越えていく人もいましす、立ち止まっている人もいます。

 

内面を充実させて満たしていくのは

精神論ではありません。

ましては宗教のような救いを求める世界でもない。

もっと具体です。

 

今日私がやるべきこと

果たすべきことを

箇条書きにしてクリアしていくことです。

 

足を使って動くこと

できない仕事があるなら教えてもらいにいくこと

人に会って教えてもらうのなら電話をしてお願いして会いにいくこと

本を読んで知識を入れること

です。

 

楽しいことを追い求めていたって

楽しいには到達しません。

楽しいや

面白い

は自分が動いている過程に感じることです。

 

先に

面白いこと

楽しいことを求めてしまうと

もう楽しさは消えちゃうんです。

 

 

頭の中でどんなに考えたって

何も変わりません。

動いている人にしか見えない世界ってあります。

 

動いているというのは

今この自分の役割を果たすべく動いている

ということです。

 

当院の受付、松本はこうやって自分の役割を果たし

周囲に上司に信頼を認知させました。

 

吉本歯科医院のいまいてくれるスタッフは皆こういう順番です。

 

歯科衛生士には歯科衛生士の役割があります。

歯科医師には歯科医師の役割があります。

カウンセラーには、マネージャーには、受付には。それぞれまったく違う役割があります。

 

そしてその役割をそれぞれがそれぞれのポジションで果たしきるから

チームがスムーズに動くのです。

ここで、一人がことをするとチームは乱れます。

乱れると、乱した人は阻害されます。

そういうものです。

乱さないように周囲をよくよく察知していないといけません。

 

 

職場の人間関係でもめるのは

世の常です。

だれそれとだれそれが仲がいい気が合う合わない

こういったことは

役割を果たす

ということを決めるだけで解決です。

 

組織は

役割を果たさない人間はいらない

とはっきり示すことは大事です。

 

ただ単に、仲良しクラブを作ってしまうと

すぐにもめます。

子供はすぐにもめますよね?

あの子が嫌いこの子が嫌い

なかまはずれにしたしない

子供はすぐにこうなります。

 

「あなたがいてくれないと困るんだ」

と心底困られる存在に、

一日も早く

それが自分の居場所の作り方です。

 

他人は誰も与えてくれません。

誰かが与えてくれた居場所など、居心地が悪いのが相場です。

居場所は自分で作るんだ

とまずは決めることです。

 

自分の手持ち時間は限られています。

その残り時間を居心地のいい居場所で過ごすのか

居心地の悪い場所で過ごすのかは

自分で決めるんです。

 

誰も強制しません。

 

いえることは、

ひとつの場所で自分の居場所を作り上げることができた人は

その他のシーンでも応用がきく

ということです。

だから人間は面白いんです。

そういう意味では

どんなに外に着飾るより、どんなにモノをもつより

自分の中身を鍛えていったほうがよほど

将来不安は消えます。

 

もし、松本が他の会社に行ったとしても(離しませんが)

彼女は同じように信頼を勝ち取り

自分の居場所を築いていくでしょう。

 

他のスタッフ達も

同じくそうなっていくと思います。

 

今できていることは、明日もできます。

今できていないことは、明日になってもできないんです。

 

ひとつの場所で信頼を勝ち得た人は

みんながその人を欲しいんです。

役割を果たさない人は、誰も欲しくないんです。

 

一点集中

常にリクルートされたくなる人になろうよ、なってやろうよと

思って吉本歯科医院のスタッフには接しています。

 

居場所は作るんです。自分で。

母か、先輩か、人生のモデルか

2013.10.24

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母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です

先日、母がある会の記念講演に呼んで頂き講話をする機会がありました。

私もひさしぶりに付いていって舞台そでから、じっと聴いていました。

子供の頃はよくこうやって母にくっついていろんな仕事場に行ってました。

 

人に迷惑をかけない

仕事中に「お母さ~ん」ってまとわりつかない

というルールだけ守っていればどこだって連れていってもらえました。

 

お陰で全国つつうらうらいろんな場所に行くことができました。

平日なら学校を休んでまで付いていっていました。

 

今では私は母親なので

「学校を休ませるなんて!」と

思ったりもするのですが、

なんでも体験したほうがいいかな、と思うので

意外に休ませて連れて行ってます。

(院長は露骨に嫌がります)

 

1時間ちょっとの講演を舞台そでで聴きながら

子供の時の記憶が蘇りました。

 

私はずっと仕事をしている母のもとで育ったのですが

今思い返せば

だから、今の自分があるのかなあと

思います。

 

母は自分のやっていることにいつも夢中で

楽しそうで

たぶん、子供のことも愛しているけれど

独自の世界を持っていて

いつも「今、夢中になってること」

とか

「こんな人に会ってね」

という話を

ばら色の顔しながら

ときどき脚色も加えつつ

子供である私に熱く語ってました。

 

面白かった時代、というのも背景にあるとしても

毎日、それはそれは好きなことやって

それが仕事になって

好奇心のままに、いろんな企画を作ったり

ワクワクしてるんだろうなあってのが

伝染してくるような感じが当たりまえでした。

 

父と大喧嘩をしながらも

いざ、仕事に行くと、スパッと切り替わり

やっぱりイキイキして見えました。

飲むのが仕事だ~なんてよく言っていた

一般サラリーマンだった父は、自分で仕事を起こして

自分で動いて、楽しそうにやってる母のことはどうにもこうにも

理解できなかったようです。

 

母は無理して気持ちを切替えよう

としていたのではなく

勝手に切り替わっていたんだと、思います。

 

今でこそ

人は人からうけた暗示によって自分のセルフイメージが決められる

ということを知ったりしますが

子供時代には何ひとつわかりません。

 

幸運にも

私は一番子供にとって影響力のある母親から

マイナスになるような暗示を一切受けなかった

というにはラッキーだったと思います。

 

私が10歳くらいの時に

「ともちゃん、努力逆転の法則ってあるのよ」

なんて言われた記憶もあり、

頑張りなさい

なんていわれたことも、ありません。

頑張ってしゃかりになればなるほど

うまくいかない

というもので、

ワクワクした心のままに熱中して動いていたら

勝手にいい感じのところまでできちゃった

という感じです。

 

そこには暗い努力や忍耐は皆無です。

 

もっとこうしなさい

あなたのためよ

あなたのために頑張らなきゃ

とも、言われた記憶はありません。

 

娘に関心があまりなかったというのもあるかもしれませんが

それは、ラッキーだったと、思います。

 

私も、できるだけ子供には押し付けがましいことは言わないようにしていますが

イライラしている時や不安になった時には

はっと気が付くと言ってます。

 

 

「あなたのためよ・・」

 

といってる時の自分の心をのぞいてみると

それは100%

私のため、です。

 

すぐに気が付いて訂正するのですが

子供がちゃんと勉強してくれないと、わたしが、困るんです。

この私が。

なぜって、恥ずかしいし、将来ちゃんと学校に行ってもらわらないと困るし

と、私が思っているんです。

 

それだけ。

 

これって、ありがちですが

職場でもよくあります。

上司が部下に

あなたのためを思って、こう言ってる

というのは

上司の機嫌が悪い時です

上司自身が自分に自信がない時です。

 

誰かに自分の考えを押し付けている時

それは自分に対して怒っているんです。

 

そういうカラクリです。

 

70歳ちかい母ですが、

老けたなあ

とか

しんどそうだなあ

とか

小さいなあ

とか

そう感じることはほとんどなく

たまに会うといろんな話ができて

私は実は一番刺激を受ける存在です。

 

親子の会話ではない

ようなことを

たぶん話しています。

 

そんな私の母と一番の仲良しは実はうちの

院長です。

一番心を開いているかも、しれません。

2人で話していると何時間でも議論?話をしています。

 

不思議な関係です。

 

せっかちな私に対して

母は対話重視型です。

5時間話をじっくり聴いて、最後の5分で少しアドバイスする

という姿を横でずっと見てきました。

 

このじっくり人の話を聞く

ということが私には忍耐です。

 

先に、結論を言って

解決策はこう!だからこうしたらいい!

ときつく決め付け言い切ってしまうのが常です。

 

こういう私を尊重しながらも

「まあ、せっかちねえ」

とかいいながら、批判もしません。

 

母がここ10年ほどずっといい続けていることに

傾聴する

対話が大事

ということがあります。

 

実は私の苦手な部分であり

最大のトレーニングです。

 

人が話すのを聞くより

自分が話すほうが好き

 

結論のない話をダラダラされると

イライラしてくる

 

というのはどう考えても男性思考ですね。

時々、オヤジ化している自分にはたと気が付きます。

 

ただ、子供の頃から私は母には全肯定されてきました。

何をしたって、全肯定。

 

小さなことでも、

「すごいねえ~こんなことができるなんて天才!!」

お調子者で、飽き性だったのですが

「エンターテイメントで、切り替えがはやいのね」

 

しょうもないなあ

と思うような小さなことでも

1000倍くらいにして膨らまして感激して驚いてくれます。

 

今でもその癖は同じで

私が何か言うと

「へえ~~~!!!それはすごいわねえ!!」

とイスがひっくりかえりそうなほど

驚いてくれます。

 

面白いでしょ?

 

そんな母の癖が伝染しているせいか

私は何でもリアクションが大きいんです。

オーバーすぎ

とか

過剰反応しすぎ

とか

言われますが

気に入ってるのでいいのです。

 

他人がどういおうと

そんなことより自分の時間の方が大事と

すんなり思えてしまうのは

環境遺伝だと、思ってます。

 

さらに、

気持ちの切り替えが恐ろしく速いんです。

これは若き時代の恋愛時代に培ったのか

それとも環境遺伝なのか?

思いをひきづれないので

人によっては

「お前は冷たい」「お前は男みたい」

と言われたことも、あります。

それでも、傷つかないということは

その時点で、もう違うところに意識が飛んでいっちゃうんです。

 

動き癖がついているのは

母からの環境遺伝です。

 

動いていることが、好き。快感。

慣性の法則ですね。

動いている物体は、そのまま動き続ける

という現象ですが私はその通りだなあと思います。

 

動いている物体はそのまま動き続ける

としたら

止まっている物体は、そのまま止まり続ける

という真理があります。

 

常に動いているのが当たりまえなら

その人はそのまま動きぞくけるし

常に止まっている人は

そのまま止まり続けるんです。

 

今日、止まっている

ということは

明日もあさってもやっぱりとまっています

 

車は一度止めると次に動かす時

エネルギーがいります。

人間もです。

少しでもアクセルふかしてじわじわ動いていたら

エネルギーはそんなにかかりません。

 

 

だから、私はエンジンがかかった人を見たら

もう絶対止まらないでって、言います。

いったんかかったならば、それはラッキーです。

死ぬまでその火を止めない気でいる

くらいでちょうどいいです。

 

 

止まっている時は

頭の中は忙しいです。

何が忙しいって、考えてもしょうがないことを

グルグルまわって忙しいのです。

 

人の不安は消せません。

消すのではなく

その不安が気にならないように、その不安に目をむける時間がないほど

今やってることに熱中癖をつけるほうが、保険をたくさんかけるより

よほど生産的です。

 

不安は不安を呼びますが

動いている時は

不安ではないんです。

 

そういうことを、環境遺伝として

私は母に伝染してもらってるんだな、と今になって思います。

 

過去の自分をひきずるエネルギーは意外にも大きいものです。

自分はダメなんだ

自分は何もできないんだ

自分は愛されてないんだ

そうやって思い込んでいるものを払拭するには

かなりのエネルギーを要します。

 

子供には最高の暗示を入れてあげたいと思います。

それはわが子だけでなく

会った子供会った子供に同じです。

吉本歯科医院にお越しになられる患者さんにも同じです。

 

人は言われたとおりの人になっていくんです。

良い暗示をシャワーのように!

 

 

・・・・と、こんな話も講演の中でしていました。 

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 お客さん?をステージに上がってもらいました

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アクはでるもの

2013.10.08

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

さっき、昼休みに受付の松本と話をしながら

過去の話を笑い話にできちゃってる自分に気が付きました。

 

「いや~、昔は大変だったわ~。

今でこそ、ここに出勤してくるのは楽しいけど

昔はここに来るのもいや。

誰一人、苦手だったし、昔のスタッフは途中からきた私の存在は

うっとおしいきわまりない存在だったろうし

それが伝わってる毎日だったものね~~」

 

日々戦場だったと思い込んでいた時期からは

想像もできませんでした。

 

目の前で

うんうんとマリア様のような顔していつも話を聞いてくれる松本を前に

こういう人に会えちゃうんだからなあ、

すごいなあ私って、とまた自我自賛。

 

意識を変えた途端に、松本が入ってきてくれたんだもの。

神様は全てお見通しです。

 

何の話からか

私がこの吉本歯科医院に入って、息子を産んだ頃の

毎日が戦場だった時の頃を思い出しました。

 

周囲は敵だらけだわ

と思っていたし

体はしんどいわ

仕事はしないといけないと思っているわ

主人には腹が立つわ・・・

もうずっと内心怒ってたのですが

なにぶん、天性の八方美人のこの気質は

人に会うとニコニコしていたので

ストレスはたまる一方だったのです。

 

それらのストレスの原因のもと

それは

「ちゃんとしてなきゃいけない」

と思い込んでいた

に尽きます。

 

結婚して4年目に脳の中のどこかがぷちっと切れて

「いい人やめた」

「思ったようにやろう」

「ダメならリセットしよ」

とスイッチを切替えてかえてからは

水を得た魚のように

私は生き返りました。

 

人間、我慢はいけません。

「こうでなくてはいけない自分」でがんじがらめにしていくと

必ず身心に破綻をきたすのです。

 

今は、自分が一目見て気に入って

大好きになって採用!!と覚悟を決めた人ばかりなので

愛情を注ぐことに、「惜しい」とは思いません。

 

自分が決めている、覚悟をしている

というところがミソだと、思うんです。

誰にも文句を言えない。

そして、この人と決めたからには

この人の中に何かを注ぎこむことは惜しくないのです。

 

すきでもなく

覚悟もなく

そんな人に、エネルギーを注ぐことはとても惜しく

けちな私は、1円だって、惜しい。

そして時間も惜しい。

 

何かをあげたくなる

何かをしてあげたくなる

引き上げたくなる

引き出したくなる

 

そうであれば

自分が注ぐ時間も、エネルギーもすべて構築されていくような気がして

損した気分にならなくていいからです。

 

動物占いの

「どっしりとした猿」の私は

こんなことを考えてしまうんです。

猿っぽいちっちゃさが、いいでしょ??

 

今、私はとても生きてて居心地がいいのは

誰一人として私が「いい人」だとは思ってないから、です。

「いい人」を強要してくる人も、いない。

 

院長だって、思ってません。たぶん。

話し尽くしていると、お互いに負の部分も呑み込めてくるのです。

 

スタッフもたぶん、知ってます。

今、頻繁によく会っている友人はみんな知ってます。

知ってもらえるように情報公開しました、先に。

 

八方美人なマネージャー。

人の話を聴くのが大事と言いながら

実はあんまり真剣に聴けていないマネージャー。

思いつきでモノをよくモノをいう人

 

院長をたててるようで

バックヤードで恐ろしい顔して文句いってるのもみんな知ってます。

隠しても聴こえますから。

 

外に行く時はばっちりお化粧していくけど

中にいる時は、背中からパンツが見えていますと指摘されることも。

患者さんにはニコニコしながら

30秒後には電話口で、怒ってる声。

 

みんな口に出してこそ言いませんが

私のアラなどというものは

恐ろしく見抜いており、

「こういう人」と知ってます。

知ってて、ちゃんと付き合い方を心得ているので

大人です。

 

 

よく

「あの人は性格がいい」

という言葉を使いますが

性格がいい=好き

には、なりません。

 

 

何かをやろうとした時には、いい人ばかりではいられないんです。

裏も表もあり

舞台があり楽屋がある。

どんなに表面で素晴らしく飾っていても

365度あらゆる方向に向けて

24時間いい人であり続ける

ということは、あり得ません。

 

たまに会う

遠くの素敵な人

は、ずっと自分の中で「素敵ないい人」であり続けることは

できますが

しかし、その像は自分が勝手に

「そうあって欲しい像」を作りあげ、あてはめているだけ。

365日一緒にて、24時間知ってて

「素敵すぎる!!」と思わせることは不可能です。

遠い素敵な人であれば、短時間なので

そう見せることはできます。

 

遠くの人はよく見える

のです。

 

万人にとっていい人である

ということは

もっといえば

「どうでもいい人」ということです。

 

あの人どう思う?

「え。ふつう」

といわれたら、これは

まったくもって無関心ということです。

 

どうせなら

「大嫌い」

のが、まだましです。

 

大嫌いは、

嫌いな何かがあるということなので

何かをきっかけに大好きに転換する可能性は大です。

実際に私は

大嫌い!!と言ってる心のうちには

「恐ろしく好き」の可能性があります。

 

「これはいいことだから、やらなくては

なんて頭で考えてやってることなんて

本心からしたいことじゃないので

そのうち病気になります。

 

無理にやることは

なんでも無理がくるんです。

 

接遇でもなんでも

本人が嬉しくってやってることは

人を振り向かせることが、できるんです。

「こうすることがいいことだから、こうしなくてはいけない」

なんて無理をしてやってると

あの人、笑顔だけど目が笑ってないよね

ということになっちゃうんです。

 

この身体から湧き上がってくるものに

のっかっていけば

自然と言葉は出るし

表情は溢れるのです。

 

あの人は

いい人とか

悪い人とか

一人の人間に対して

いろんな人がいろんな評価をします。

 

これはある意味あたってます。

評価はその都度、違うんです。

 

 

私たちは、関わる人によって

悪魔の顔にもなるし

天使の顔にもなる。

 

関係性の中で常に変化しています。

その中での評価です。

 

誰に対してもずっと死ぬまでいい人なんことはありえないし

ずっと悪い人ということも、ありえない。

 

 

どんどんどんどん変化していくものです

 

自分の中にも

悪い人の部分はあるし、意地悪な部分はあるし、

いい人の部分はあるし、天使ちゃんみたいな部分もある

そして、それは関わる人によって

自分の中のどこかが引き出されるんです。

 

そう考えているので

誰のことも、全部いい人とは思っていないし

全部悪い人とも思っていません。

引き出されるものによって、出てくる顔が違う

と思っています。

相手が悪魔を出してくるなら

その時の私の中に悪魔なるものが、あるのです。

これ、事実です。

近しい関係なら、本当に露骨に表れます。

 

 

できれば

悪魔で意地悪な私よりも

天使で優しい私を引き出してくれる関係がたくさんある方が

幸せです。

 

ご主人は奥さんの影響を受け

奥さんはご主人の影響を受け

さらにそこに主人に愛人がいれば愛人の影響を受け

愛人は主人の影響を受け

その愛人にまた愛人がいれば・・・と影響は連鎖します。

絶妙なバランスで、成立していたりもするので

面白いのです。

いいとか、悪いとかの論は別にして

水面下で起こっていることは

パーフェクトに矛盾がないのです。

 

 

そうかんがえると

私達は、常に関わっている人によって

いいようにも、悪いようにも転ぶわけです。

 

いいものを持っているのに

ずっと引き出されないままの関係性

 

鬼のような部分だけを引き出され続ける関係性

 

誰とどんな関係を結ぶか

ということは

結婚相手を決めるより

就職先を決めるより

大事な問題です。

 

自分をどこに置くか

自分の居場所をどこにするか

誰と関わるか

どんな人と絡んでいくか

こういうことがちゃんと皮膚感覚でつかめているって

女性には特に大事なことだと、私は思います。

 

また、女性なら、掴みやすいんです。

本当に。

頭で考えるより

本当に拒否している時は

毛穴がキュッと閉じちゃう感覚がするからです。

いい関係の中にいると、毛穴だってリラックスするのです。

 

「こうあるべき論」を押し付けられると

窮屈になります。

しかし、昔の私はスタッフにそうやって押し付けていました。

なぜって、私自身が本当に「そうでなくてはいけないんだ」と思い込んでいたから、です。

私もしんどい、みんなもしんどい。

そして空気も最悪。

過ちは、体験してみて初めて、わかります。

 

倫理や道徳は

押し付けるべきものでは、ありません。

感謝も、同じ。

 

強要された途端に純粋な気持ちが一気に消えちゃうんです。

 

「湧き上がってくるまで待ってよ」

「もう少しだったのに・・」

ということはよくあるんです。

 

 

そうではなく

優しいものやあったかいものに触れた時に

その気持ちを10倍にも20倍にもオーバーリアクションでもって

増幅させて伝染させるんです。

だから、感動するし、

自分も嬉しいんです。

 

接遇の原点はそこにあると、思います。

 

そういうことをちゃんとわかってくれる松本が

吉本歯科医院の受付にいてくれて

これはすごいことだと、私は毎日思ってます。

 

競争競争が当たりまえになってくると

人が人を信じることは難しくなってきます。

隣にいる人のことも、100%信じることができない

メールでは心を開くけど

生身で会ってずっと一緒にいるとしんどくなる

というのは普通になってきました。

 

しかし、私は思うのですが

人はやはり人を信じたくてしょうがないし

愛したくてしょうがない

愛し愛され信じ信じられる関係性が欲しくて欲しくてしょうがない

 

でも、簡単には得られない

だから、孤独になるし

不安になるし

人を簡単に信じることができなくなってしまう

という連鎖に入りがちです。

 

自分を思い切ってボーンと出していく

さらけていくと

周囲は意外にも自分を受け入れてくれるものです。

もちろん、自然淘汰の法則により

去っていく人もいますが

それはそれで、いいのです。

 

歪んだ顔して、無理して何かを頑張るより

少々アクが強くても、そのアクをドーンと出しちゃったほうが

いいんです。

 

アクが強いと嫌われますが

好きになってくれる人も出てきます。

そのアクがすき、という人にもひょっこり出会えたりします。

 

だから、アクもOKです。

 

表があって裏もある

楽屋裏だってある、

誰しもそうなので、

人の裏をわざわざ引っ張り出して暴くようなことは

素敵ではありません。

 

わかってるけど、

あえて言わない

なんて人は最高に素敵です。

 

そういう人が周囲にいてくれると

どんどん居心地がよくなってくるんです。

 

母性型、奥が深く

私は勉強するたびに、深みにはまってます。

もっと底なしに惹き込まれたい

カウンセラーの動きに感動

2013.09.13

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

今日は朝から患者さんからのお問い合わせやご相談の電話

そして治療にお越しになっている患者さんのフォロー

で走り回っているカウンセラー森下にくっついていました。

 

「森下さん、呼んできて」

院長の声が聴こえてきます。

「もりしたさあん」

スタッフの声

「それはうちのカウンセラーからお話しますね」

 

・・・・そんなに呼ばれても私の体はひとつなんですけど・・・

と私なら言いたくなります。

 

理路整然と、必要なことを

話す院長

かつ、スピーディに。

それはとても大事なことです。

 

しかし、患者さんは人間。

心を持った、感情を持った人間。

「理屈はわかったけど」

「正しいのはわかったけど」

それでも

私のこの不安な気持ちをどうにか受け止めて欲しい

聞いて欲しい

と願うのが人間というものです。

 

その

患者さんの「なんだかもやもや不安だわ」

という表情が

カウンセラー森下が

「どうですか~」と

横に座って笑いかけた瞬間に

ほぐれていきます。

 

今日も、はじめて義歯を入れられ

本当に不安そうな表情でチェアに座っていた患者さんがいらっしゃいました。

 

「慣れるまで頑張ります」

と言いつつも

待合室で不安そうに座られていました。

 

気が付いた森下は

そっと患者さんのそばに座り

声をかけます。

 

何を話しているのか

横で見ていると

みるみるうちに患者さんの表情が

明るくなっていくのがわかります。

 

診療室の中では

大掛かりな治療をまもなく終了される男性の患者さんが。

森下がその患者さんのお部屋に入ってお話をしはじめました。

この患者さんと森下は、交換日記をしています。

交換日記とは、

大掛かりな治療になるので

通院のたびに

困ったことはないか?

同じような治療で起こりうる不安材料を

森下があの手この手でお伝えしたく

考え出したものです。

 

ノートには

治療中の

「今日はこんなことをしました」

「この期間のお食事はこんなものがいいです」

など口腔内の写真も合わせてギッシリ書かれています。

 

 

森下の想いが伝わったのか

この患者さんは森下がやってくると本当に安心した表情で

楽しそうにお話をして下さいます。

 

すごいなあ・・・

と改めて感動。

すごい仕事をしてくれているんだな、と。

 

母性の力全開です。

 

治療の中には

どうしても歯を抜かなくてはいけない

どうしてもつらい処置をしなくてはいけない

ということが、あります。

 

その時、カウンセラーもつらい。

それはうちの歯科衛生士さんたちも同じような気持ちになります。

 

でも、院長の処置もわかる。

今、きちんとしておかなければ

ますます炎症を起こしたり、これ以上放置しておくと

悪化してしまうことも、理屈ではわかる。

 

しかし、どうやってこのことを

患者さんにお伝えしてわかっていただくか

時々、カウンセリング前に一人で「う~ん」と頭を抱えて考えている

森下の姿があります。

 

こんな時の森下の脳ミソ労働はフル稼働なのですが

周囲からは見えません。

しかし、ものすごい脳内会話を一人で繰り返しているんです。

 

こんなことを

カウンセラーは日々繰り返しているわけです。

 

つらい顔して帰っていかれる患者さんの

顔を見るのはつらいんです。

 

院長、ドクターが出した診断、治療の今後を

患者さんのお一人お一人の顔を浮かべ

どんなライフスタイルなのかを想像し

どうしたら一番いい方法へ向かうのかを

優しく柔らかくお話するんです。

 

目の前の患者さんの心に添っていく

気持ちに寄り添っていく

一生懸命お話を聞いていく

ということは

机の上の勉強や

知識を詰め込む勉強で

培われることはありません。

 

カウンセラーは全ての患者さんのお話をうかがい

そして、治療をご提案しなくてはなりません。

 

できることならば

100人いれば100人の患者さんすべてに

笑っていただきたい

喜んでいただきたい

 

しかし、厳しい現状をお伝えしないといけない時もあります。

どちらかと言えば、

そっちの方が多いかもしれません。

 

今、一番必要なものを

彼女は身につけている

私は感じています。

 

向かい合った相手に

その声、表情、体温までもそのまま

相手に伝えていくこと

です。

 

はやい話が

ちゃんと人と向かい合う

という姿勢です。

 

その時のまっすぐな目が

患者さんに対して

何らかの化学反応を起こしているんだろうなと

思うんです。

 

人は向かい合ってくれた人によって

心の様子が変わります。

 

 

ムカッとしてしまう

イラつく

反発したくなる

 

場合だってあります。

 

 

逆に、

気持ちが優しくなる

受けれたくなる

落ち着いてくる

 

こんな化学反応を起こすのですが

それはすべて人の心がそのまま伝染するからです。

 

私は

人の目をよく見てしまいます。

人の目には

①観察してうかがっている目

②傍観している目(他人事の目)

③ちゃんと向き合ってくる目

④一切心を閉じている目

があります。

 

 

ちゃんと自分に向き合ってくれる目

の前に立った時

私達は勝手に「感じがいいな」と感じてしまいます。

そして、落ち着きます。

 

そして心地がいいので

何でもついしゃべってしまうのです。

 

③ちゃんと向き合ってくれる目

に慣れると

それが自分の周囲にたくさんある時は

自分の心は落ち着き安心します。

 

 

そして逆に

そうじゃない目を前にした時

なにかしらの違和感をすぐに感じるようになります。

 

私が採用の時に

何を一番に見るか、感じとるか

それは

です。

 

パッと会った瞬間に自分に向けるその時の

目、

目つき

そこに全てが集約されているんです。

 

意識が全て出ちゃうんです。

 

目には全てが現れます。

隠せない。

だから、私も隠せない。

見られている。

よくよく隠せていると思っているのは

自分だけで

実は隠せないんです、誰も。

 

徳島の祖谷の山奥で

のびのびと育った当院のカウンセラー森下です。

 

彼女が持っている天真爛漫な部分

人の心に大きく寄り添っていく母性性

カチンときたら、「カチンときた!」と言えてしまうその度胸と愛嬌

これらを

潰してはいけないんです。

年齢よりぐっと若く見えるのは

そのサッパリした引きずらない性格のせいです。

 

ひきずる人は

脳みその中に嫌なことがずっと残ったままなので

そこから老化が始まっていくんです。

 

こうして一人一人の仕事を

ずっと見ていると

すごいことを当たりまえのように

みんなやってのけています。

 

賞賛しようにも

賞賛する側にも知識がないとできません

 

 

「すごいね~」では

言ってる側がただのマヌケです。

 

 

私ももっと勉強しなくてはいけません。

診療室の中では今日もいろいろな患者さんがお越しになり

お一人お一人にドラマがあります。

 

お話をお聴きしていくと

その患者さんの人生にまで突入していってしまうのです。

どうしても。

 

私達は歯医者さんですが

お越しになられる患者さんと

まさか、こんな関係になれるとは、と思っていなかったのに

ということがよくあります。

 

嬉しすぎることです。

 

縁あって出会っています。

もちろん患者さんとも縁あって出会っているんです。

患者さんにはそんな意識はもちろんありませんが

私は勝手にそう、思っています。

 

スタッフとも、同じです。

たまたま、吉本歯科医院にやってきてくれたようで

実は、すべて縁がある

そう思ってます。

 

そう考えると

会いたかった人には

もうすでに出会っているような気がしてきませんか?

 

縁は絡み合って絡み合って

でも、絶妙なタイミングで

人と人を出会わせてくれています。

 

いいことも

悪いように見えることも

すべて絡み合って

最終的にはすべていい方向に

光がある方向へ

向かっているんだと思います。

 

一人の人間の働きかけで

目の前の人の心が

グレーから、ピンク色に変わっていく

これってすごい仕事だと思いませんか?

 

 

きっとうちのカウンセラーだけでなく

どの仕事にもそういう要素が必要なんです。

 

目には見えない心の動きや働きかけですが

これをあの手この手で形にして言葉にしていきたいと思います。

それをするのが私の仕事です。

 

あっぱれ、カウンセラー。

定年まで(って、定年ていつだ???)ずっと一緒にいて欲しい。

医療の世界の「当たりまえ」のまもなく変わります。

その変化の時期を一緒に越えていきたいと思います。

 

 

さて、週末は院長、新枝先生は

福岡です。

日本口腔インプラント学会で発表です。

2人とも最近はずっと夜遅くまで資料作りです。

私も当日は、新枝先生の晴れ舞台を見に福岡に行きます。

久しぶりの九州。

院長が大好きな九州なので見所を教えてもらえるかな。

また、帰ってきたら、報告しますね。

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子

「男もつらい」のよね。

2013.07.31

こんにちは

人間科学研究所池田弘子です。

男の悩みのホっと相談窓口が設けられて相談者も増えているそうだ。

「男は会社を辞めたら最後負け組みにされるという悲壮感がある」

「男は顔で笑って腹でなく」

「男らしくしろ、と言われることが辛い」

その上「同情」を嫌う、などなど。

女から見れば「もっと男らしくしてよ」とイライラすることも多いけれど

男性たちも、伝統的な「男らしさ」にこだわって悩んでいるのですねえ。

しかし、男はそもそもか弱い存在なのです。

プライドだけで生きているようなものなのです。

男は仕事の業績こそが生きがい。

しかも、女同志なら気が変わることは当たり前

「あっ、ごめん約束忘れてたあ」ですむところ

男は気がわかることは認めない、気まぐれは許せないのです。

そんな男が強くなれる時は、女から「貴男のお蔭よ」とか「貴男って凄い!」と

プライドをくすぐられる時。

男は、自分の行動に注文を付けられるのは嫌い、自己弁護のために攻撃的になる

女は、あなたのことを思ってと感情的になる。

女は「そんなつまらないこと」と感情を訂正されるのが一番辛い

男は「正しく」なりたがり、女は「いい子」になりたがるのです。

男はここ一番って時に「お母ちゃん」が必要なのです。

「うちには手のかかる坊やがいる」って愚痴りながらも

手のかかる坊やの面倒を見てきた「お母ちゃん」がいてくれたから

男は外で存分に戦えたのです。

それは、女のしたたかな処世術かもしれないけれど

私は、女に相手を許す「優しさ」あったからだと思うのです。

時には自分が悪者になってあげるおおらかさを

昔の女は持っていたのです。

いまどきは、女がお母ちゃんをやらなくなったので

男は潔さも、女を守ることも発揮できなくなったのです。

私は、目下大手企業の「女性活性化」プロジェクトと関わっています。

企業の本音は当然利益の誘導

子育て支援や男性育休も整備しつつあるけれど

やはり、培ってきた男性の土俵に女性が上がって

能力発揮はまだまだ。

私は、働く女性たちが、子育てをしながら、自分流を生き抜く知恵を伝えています。

それは、「したたかにしなやかな母性流仕事術」

男性のやり方に何でもかんでも怒り、愚痴って

自分の体力、気力を失うのではなく

男性を元気づけ、ある時は男をたて

いつもニコニコしてる優しい存在は

家庭にだって、仕事場にだって必要なのです。

結局、その方が人生を思い通りに運ぶってものなのです。

男はつらいと感じている男性も

こんな母性の女性に癒されれば

死にたくなるなんてばかばかしくなるでしょう。

問題は、男性がどうすそんな女性と関われるか?

男性も怒ってる女の気持ちを優しくさせる

言葉の訓練が必須なのです。

「男も愛嬌」と自然に言える大人になってほしいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。