7月18日、母性型勉強会を行いました。
今回もたくさんのご参加ありがとうございました。
さて、早速ですが、皆さん。
「No!と言いたいけど、言えない。そんな時、ありませんか?」
断りたいけど、断れない。
なかなか自分の感情を出しづらい。
会社で、家庭で、付き合いで・・・。等々。
日常で、どんなシチュエーションがありますか?
日頃の出来事を思い出して頂き、実際にワークショップを行いました。
「No!と言いたいけど、言えない・・」どんなシチュエーションがありますか?
○友人付き合いで・・
・のり気じゃないママ友からのお誘いを、上手に断れない。
・親戚の集まりに行くと、いろいろと言われて面倒なのだけど、断りにくい。
○仕事で・・
・パワハラ上司がその時の自分の都合次第で、話を聞いてくれない。
・苦手な人からの仕事を断りたいんだけど、上手く断れない。
○家庭で・・
・休日、家でゴロゴロしていると、妻に怒られる。ゴロゴロしていても頭の中は色々と考えている!ということを分かってほしい。どう伝えればいいのか?
・・・等々
「No!と言いたいけど、言えない・・」
皆さん、やはり色んなシチュエーションで困った経験があるようです。
相手に嫌な思いをさせることなく、自分の感情を伝えるのって難しいですよね。
その時の感情を上手に伝える手法のひとつに、
「アサーティブトレーニング」というものがあります。
母性型でいう「アサーティブトレーニング」とは、
「さぬき(男性性)とアワ(女性性)」をバランスよく取り入れたコミュニケーション方法です。
まず、ここで最初に知っていてほしいのは、男性脳と女性脳の違い。
男性は、基本的に感情を受け取る能力が少ないのです。
理論的、効率的に物事を処理していきます。
実際にワークショップでは、「アサーティブトレーニング」を取り入れたコミュニケーションを行いました。
参加者の皆さんも、色んな気づきがあったようです。
○パワハラ上司への対応例
→人はほめられた点は更に良くしようとする心理があります。
例)「○○課長はとても気を遣って下さるので、私は仕事がやりやすいです!」
Point:課長が一人の時に明るく伝えること。
○上司からの誘いの断わり例
例)「お誘いいただきありがとうございます。残念です、この次はぜひ」「昨日は盛り上がりました?」
Point:感謝の言葉と翌日のフォロー
○初対面の人が苦手
→初対面は誰でも緊張するもの。何故なら、相手より自分を上位にしたい因理があるからです。
緊張を和らげるためには、自分から弱みをさらすこと。
例)「私って朝はどうも弱いんですよ」
「私っておちょこちょいのところがあって、つまらないドジするんですよ」
母性型コミュニケーションとは
どちらが上とか下とか、相手に自分をどう思ってもらいたいとか、
そういう「心理競争」の場から心を解き放つことがポイントです。
そうやって、ことばのキャッチボールがはじまり、相手とつながっていくのです。
「男性脳と女性脳の違い」を分かった上で、その時の感情を上手に伝える訓練をしていきましょう。
コミュニケーションは一生トレーニングです。
生ものなのです。つまり、「うっかり口が滑って言ってしまって」と言うけれど一瞬に相手に伝わってしまうのです。
こんな風に母性型勉強会は参加者のみなさんが共に学び合い、気づきあう場でもあります。
「こうすればこうなる」式のハウツー情報や正解をすぐ求めたい気持ちありませんか?
でも、それはしょせん人からの受け入れなのです。
受け入れて自分の中で咀嚼して、自分の言葉で話してみてはじめて自分のモノになるのです。
それには、受け入れてくれる相手や場が必要なのです。
会話や対話の大切さはこの事にあるのです。
「絆」とか「やさしさ」の言葉が飛び交っているけれど、それは空しいスローガンになっていないだろうか?
自分の言葉を持たないのに他人と心を繋ぎ合わせることもできないと思いませんか?
母性型勉強会は即問題解決という場ではありません。
気軽に参加しているうちにボディブローのようにじわじわ効いてくる漢方薬のようなもの。
母性型勉強会はあなたが失ってしまった自分の言葉を取り戻せる場なのです。
次回もお楽しみにお越しくださいね。
次回は9月19日(水)18時30分~21時まで。高松国際ホテルにて。
初めての方も、是非ご参加ください。
(※8月はお休みです。)
→お申込み・詳細はこちらから
母性型勉強会主宰
株)人間科学研究所 代表取締役 池田弘子
第11回 「女は男のどこを見ているか」 | 2011年4月21日 |
---|---|
第12回 「-女性と若者の心を捉える「度胸と愛嬌」のマネージメント-」 | 2011年5月18日 |
第13回 「究極のコミュニケーション学サヌキ人間とアワ型人間」 | 2011年6月15日 |
第14回 「母性型マネジメントとは?」 | 2011年7月20日 |
第15回 「人はなぜ”幸せ”を求めるようになったのか?」 | 2011年8月17日 |
第16回 「仕事運と恋愛運はつながっている。」 | 2011年9月21日 |
第17回 「男と女の違いを改めて考える。」 | 2011年10月20日 |
第18回 「あなたは、心地よく生きるためのモノサシいくつを持っていますか?」 | 2011年11月16日 |
第19回 「新しいことにチャレンジして脳をリフレッシュしましょう!」 | 2011年12月21日 |
第20回 「ひらがな言葉を使えば、身も心も軽くなる。」 | 2012年1月18日 |
第21回 「母性型を仕事に活かしたい!」 | 2012年2月12日 |
第22回 「母性型を仕事に活かしたい!」 | 2012年3月21日 |
第23回 「母性型を恋愛に活かしたい!」 | 2012年4月18日 |
第24回 母性型勉強会 | 2012年5月16日 |
第25回 母性型勉強会 | 2012年6月20日 |
第26回 母性型勉強会 | 2012年9月19日 |
第29回 母性型勉強会 | 2012年11月28日 |
日時:12月19日(水)午後6時半~
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円
※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。