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カウンセラーの動きに感動

2013.09.13

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

今日は朝から患者さんからのお問い合わせやご相談の電話

そして治療にお越しになっている患者さんのフォロー

で走り回っているカウンセラー森下にくっついていました。

 

「森下さん、呼んできて」

院長の声が聴こえてきます。

「もりしたさあん」

スタッフの声

「それはうちのカウンセラーからお話しますね」

 

・・・・そんなに呼ばれても私の体はひとつなんですけど・・・

と私なら言いたくなります。

 

理路整然と、必要なことを

話す院長

かつ、スピーディに。

それはとても大事なことです。

 

しかし、患者さんは人間。

心を持った、感情を持った人間。

「理屈はわかったけど」

「正しいのはわかったけど」

それでも

私のこの不安な気持ちをどうにか受け止めて欲しい

聞いて欲しい

と願うのが人間というものです。

 

その

患者さんの「なんだかもやもや不安だわ」

という表情が

カウンセラー森下が

「どうですか~」と

横に座って笑いかけた瞬間に

ほぐれていきます。

 

今日も、はじめて義歯を入れられ

本当に不安そうな表情でチェアに座っていた患者さんがいらっしゃいました。

 

「慣れるまで頑張ります」

と言いつつも

待合室で不安そうに座られていました。

 

気が付いた森下は

そっと患者さんのそばに座り

声をかけます。

 

何を話しているのか

横で見ていると

みるみるうちに患者さんの表情が

明るくなっていくのがわかります。

 

診療室の中では

大掛かりな治療をまもなく終了される男性の患者さんが。

森下がその患者さんのお部屋に入ってお話をしはじめました。

この患者さんと森下は、交換日記をしています。

交換日記とは、

大掛かりな治療になるので

通院のたびに

困ったことはないか?

同じような治療で起こりうる不安材料を

森下があの手この手でお伝えしたく

考え出したものです。

 

ノートには

治療中の

「今日はこんなことをしました」

「この期間のお食事はこんなものがいいです」

など口腔内の写真も合わせてギッシリ書かれています。

 

 

森下の想いが伝わったのか

この患者さんは森下がやってくると本当に安心した表情で

楽しそうにお話をして下さいます。

 

すごいなあ・・・

と改めて感動。

すごい仕事をしてくれているんだな、と。

 

母性の力全開です。

 

治療の中には

どうしても歯を抜かなくてはいけない

どうしてもつらい処置をしなくてはいけない

ということが、あります。

 

その時、カウンセラーもつらい。

それはうちの歯科衛生士さんたちも同じような気持ちになります。

 

でも、院長の処置もわかる。

今、きちんとしておかなければ

ますます炎症を起こしたり、これ以上放置しておくと

悪化してしまうことも、理屈ではわかる。

 

しかし、どうやってこのことを

患者さんにお伝えしてわかっていただくか

時々、カウンセリング前に一人で「う~ん」と頭を抱えて考えている

森下の姿があります。

 

こんな時の森下の脳ミソ労働はフル稼働なのですが

周囲からは見えません。

しかし、ものすごい脳内会話を一人で繰り返しているんです。

 

こんなことを

カウンセラーは日々繰り返しているわけです。

 

つらい顔して帰っていかれる患者さんの

顔を見るのはつらいんです。

 

院長、ドクターが出した診断、治療の今後を

患者さんのお一人お一人の顔を浮かべ

どんなライフスタイルなのかを想像し

どうしたら一番いい方法へ向かうのかを

優しく柔らかくお話するんです。

 

目の前の患者さんの心に添っていく

気持ちに寄り添っていく

一生懸命お話を聞いていく

ということは

机の上の勉強や

知識を詰め込む勉強で

培われることはありません。

 

カウンセラーは全ての患者さんのお話をうかがい

そして、治療をご提案しなくてはなりません。

 

できることならば

100人いれば100人の患者さんすべてに

笑っていただきたい

喜んでいただきたい

 

しかし、厳しい現状をお伝えしないといけない時もあります。

どちらかと言えば、

そっちの方が多いかもしれません。

 

今、一番必要なものを

彼女は身につけている

私は感じています。

 

向かい合った相手に

その声、表情、体温までもそのまま

相手に伝えていくこと

です。

 

はやい話が

ちゃんと人と向かい合う

という姿勢です。

 

その時のまっすぐな目が

患者さんに対して

何らかの化学反応を起こしているんだろうなと

思うんです。

 

人は向かい合ってくれた人によって

心の様子が変わります。

 

 

ムカッとしてしまう

イラつく

反発したくなる

 

場合だってあります。

 

 

逆に、

気持ちが優しくなる

受けれたくなる

落ち着いてくる

 

こんな化学反応を起こすのですが

それはすべて人の心がそのまま伝染するからです。

 

私は

人の目をよく見てしまいます。

人の目には

①観察してうかがっている目

②傍観している目(他人事の目)

③ちゃんと向き合ってくる目

④一切心を閉じている目

があります。

 

 

ちゃんと自分に向き合ってくれる目

の前に立った時

私達は勝手に「感じがいいな」と感じてしまいます。

そして、落ち着きます。

 

そして心地がいいので

何でもついしゃべってしまうのです。

 

③ちゃんと向き合ってくれる目

に慣れると

それが自分の周囲にたくさんある時は

自分の心は落ち着き安心します。

 

 

そして逆に

そうじゃない目を前にした時

なにかしらの違和感をすぐに感じるようになります。

 

私が採用の時に

何を一番に見るか、感じとるか

それは

です。

 

パッと会った瞬間に自分に向けるその時の

目、

目つき

そこに全てが集約されているんです。

 

意識が全て出ちゃうんです。

 

目には全てが現れます。

隠せない。

だから、私も隠せない。

見られている。

よくよく隠せていると思っているのは

自分だけで

実は隠せないんです、誰も。

 

徳島の祖谷の山奥で

のびのびと育った当院のカウンセラー森下です。

 

彼女が持っている天真爛漫な部分

人の心に大きく寄り添っていく母性性

カチンときたら、「カチンときた!」と言えてしまうその度胸と愛嬌

これらを

潰してはいけないんです。

年齢よりぐっと若く見えるのは

そのサッパリした引きずらない性格のせいです。

 

ひきずる人は

脳みその中に嫌なことがずっと残ったままなので

そこから老化が始まっていくんです。

 

こうして一人一人の仕事を

ずっと見ていると

すごいことを当たりまえのように

みんなやってのけています。

 

賞賛しようにも

賞賛する側にも知識がないとできません

 

 

「すごいね~」では

言ってる側がただのマヌケです。

 

 

私ももっと勉強しなくてはいけません。

診療室の中では今日もいろいろな患者さんがお越しになり

お一人お一人にドラマがあります。

 

お話をお聴きしていくと

その患者さんの人生にまで突入していってしまうのです。

どうしても。

 

私達は歯医者さんですが

お越しになられる患者さんと

まさか、こんな関係になれるとは、と思っていなかったのに

ということがよくあります。

 

嬉しすぎることです。

 

縁あって出会っています。

もちろん患者さんとも縁あって出会っているんです。

患者さんにはそんな意識はもちろんありませんが

私は勝手にそう、思っています。

 

スタッフとも、同じです。

たまたま、吉本歯科医院にやってきてくれたようで

実は、すべて縁がある

そう思ってます。

 

そう考えると

会いたかった人には

もうすでに出会っているような気がしてきませんか?

 

縁は絡み合って絡み合って

でも、絶妙なタイミングで

人と人を出会わせてくれています。

 

いいことも

悪いように見えることも

すべて絡み合って

最終的にはすべていい方向に

光がある方向へ

向かっているんだと思います。

 

一人の人間の働きかけで

目の前の人の心が

グレーから、ピンク色に変わっていく

これってすごい仕事だと思いませんか?

 

 

きっとうちのカウンセラーだけでなく

どの仕事にもそういう要素が必要なんです。

 

目には見えない心の動きや働きかけですが

これをあの手この手で形にして言葉にしていきたいと思います。

それをするのが私の仕事です。

 

あっぱれ、カウンセラー。

定年まで(って、定年ていつだ???)ずっと一緒にいて欲しい。

医療の世界の「当たりまえ」のまもなく変わります。

その変化の時期を一緒に越えていきたいと思います。

 

 

さて、週末は院長、新枝先生は

福岡です。

日本口腔インプラント学会で発表です。

2人とも最近はずっと夜遅くまで資料作りです。

私も当日は、新枝先生の晴れ舞台を見に福岡に行きます。

久しぶりの九州。

院長が大好きな九州なので見所を教えてもらえるかな。

また、帰ってきたら、報告しますね。

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子

歯科医療はコミュニケーション!母性型対話の重要性

2013.09.05

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

 

さきほどパソコンを開くと

先日取材に来て下さった歯科業界の出版社の方から

メールが届いていました。

 

先日取材の際に私や院長がお話したことが

なんとドッカン8ページも特集記事に変身していました。

 

こんなに大きく取り上げて下さったんだ!

と驚いたとともに

内容を読んでいくと

見事にわかりやすい文章にして組みたてあげて下さっていました。

 

タイトルは

歯科医療はコミュニケーションだ!

母性型対話の重要性 

 

 

■母性型のコミュニケーションで数多くの悩み事を傾聴し、

それを背景として父性型のコミュニケーションによって問題解決のアプローチを探る。

治療後の感想では母性型のアプローチが望ましく、再評価など純粋に

医学的な内容は父性型のアプローチで対処する

 

■なぜ「通訳」が必要なのか?

 

■無駄のないスタッフの動き

 

■何をしている歯科医院か、よりも、何に価値を置いている歯科医院なのか

 

■キーパーソンとなる受付

 

など、「そうなのそうなの~~!」と私達が

伝えたくてもなかなか言葉にできないことを

見事にわかりやすく文章にして下さっています。

しかも、図解付き。

 

多くの方に読んで頂きたいなあ、と思います。

そして吉本歯科医院の患者さんにも見ていただきたい。

 

医療トラブルや医事紛争の事例では

検査や、診断、治療の過程そのものには問題がないものの、

その際の医師とのコミュニケーションギャップが不信感を呼び

そこから問題がどんどんふくらみ

双方にひっこみがつかない状態になったというケースは少なくありません。

医療訴訟と言う問題が増え続けていますが

今後さらに増えることと思います。

 

これは労使トラブルも同じです。

 

吉本歯科医院には毎日かなりの数の無料メール相談が

寄せられますが、

その内容の中には必ず

「◯◯医院で、こんなことを言われて傷ついた」

「今通っている医院で、説明もなく治療された」

など、コミュニケーションのギャップによるものが

とても増えてきました。

 

説明責任ということが問われるようになり

医療の現場だけでなく、さまざまな場面で

「ちゃんと説明しましたよ」という承諾を得なくてはことがすすまないような

仕組みになってきました。

 

しかし、ちゃんと伝わっているかどうかは

別問題です。

こちらが「それは説明しました」

と言っても

相手が

「いや、聞いてません」

ということはよくあります。

 

医療では

患者さんサイドが

「説明してもらってない」

「理解していなかった」

と感じたなら

それは説明したことにはなりません。

 

文書を渡せばいい

という問題ではありません。

 

システム化が過剰になり

ちゃっちゃっちゃ、と仕事がこなせるような

雰囲気がいいとされてきましたが

それこそまさに

「父性型が優位」になっている証拠です。

 

両方必要なのです。

 

父性の持つ

冷静さ

問題解決型思考

筋道たった論理思考

だけでは

患者さんの心は不安になり

満たされることもないのです。

父性的なコミュニケーションでは

「言った」「聞いてない」という論争になりがちです。

そこには

あったかいものが伝わっていかないから、です。

 

治療を受け入れていただくためには

まずは患者さんに心を開いていただくことが大事です。

それをせずして無理矢理ぎゅうぎゅうこちら側の主張をおしつけても

嫌なのです。

 

人間関係の原則です。

心を開いていただくために

まずはこちらの心を先に全開にするんです。

それが、「母性の力」です。

お母さんは、200%で子供を受け止めます。

それと同じような気持ちです。

 

不信感のもとは

ほんのささいなことがきっかけです。

そっけいもの言いだったり

説明だけを淡々としたり

そんなささいなことがきっかけで

不安が募り

不信感となるのです。

 

母性の力が必要なんです

 

こうしてたまたま縁あって吉本歯科医院の扉を開いて下さった

目の前の患者さんです。

縁あって、出会っています。

どうにかしてほしい

この苦しみをなんとか取り除いて欲しいと

お越し下さっているんです。

その「心」をまずは一生懸命受け止めていく

というこちら側の心の動きです。

 

イメージとして

「さあ、安心してじっくりお悩みをお話して下さいね」

「どんなことでも、まずは一生懸命受け止めますよ」

という心の姿勢が

患者さんに伝わっていくのです。

 

そして

そういう気持ちでお越し下さる人に対峙している時、

実は働きかけている側の方が嬉しいんです。

 

優しくされるよりも、先に優しくしようと働きかけたほうが

より心の中は満たされているんです。

自分が誰かに愛されるよりも

自分が誰かを愛している時の方が

より、満たされているんです。

 

なんでも先に、です。

先に心を開いて全開です。

心を開いている人の目はちゃんとわかるんです。

理屈ではなく、感じてしまうものなんです。

 

人間には感じとる能力が備わっているので

心の動きは隠せないんです。

今、どんな思いでいるのか

今、どんなことを考えているのか

隠せているようで

実は全部、まるみえなんです。

 

心の中はすべて目に表現されているんです。

 

私達吉本歯科医院は小さな田舎の歯医者さんですが、

今、吉本歯科医院の中であっためて大きく着実に築いている

母性のあったかい力を中から外に広げたいと思っています。

 

熱は中から外に伝染します。

内をどんどんあっためて、ひろげていきたいんです。

 

私は、日々、この吉本歯科医院の中で起こっていることが

今面白くてしょうがない。

 

今、うちにいてくれているスタッフ達が

患者さんとお話している表情、目を見ていると

嬉しくなります。

 

こんなスタッフを選び抜いて採用した

私は天才!!と

自画自賛。

見る目はある。

たしかに、ある。

と、外にも中にも話します。

 

最初は、

「素敵な人を採用しているね」と全方面に誉めてもらいたいという

私のただのエゴだったのかもしれません。

言わせてみたい!

認めさせたい!

だからこそ、毎日毎日みんなの心にいい言葉を浴びせて浴びせて

あなたがどれだけ素敵な人か」と洗脳しているのです。

 

人は言われ続けた通りの人となっていきます。

人は、他人からの言葉でここまで素敵になっていくんだということを

実証したいんです

 

言葉は魔法です。

単なるコミュニケーションの手段ではありません。

 

優しい言葉をかけると

本当に優しい人になっていきます。

そして優しい言葉を先にかけた人は

さらに優しい気持ちで満たされるんです。

 

発した言葉を一番聞いているのは

自分自身だから、です。

 

言葉を見張るんです。

なにげなく自分が使っている言葉を

徹底的に見張っているんです。

私はうちのスタッフが、少しでも自分を否定するような言葉を

使っていたなら、すぐに打ち消します。

キャンセルです。

そして、そうではなく本来の魅力ある「私」であることを

確信してもらうために、言葉を投げかけます。

 

なぜそんなことをしているかと言えば、

そうすることが私が一番気持ちよく嬉しく満たされるから、です。

 

私の基準は

自分がこれをやっていて気分がいいかどうか、です。

どんなにいいことだろうと、

どんなに正しいことでも、

やってみて気分が悪くなるなら

しません。

 

あったかい気持ちになり

その場が一瞬でもふんわり和やかになる

これが基準です。

 

 

これが母性型。

マニュアルにできませんよね。

 

感じることですから。

 

そんな内容を、見事に察知して下さり

記事にして下さいました。

 

出来上がったら

またご紹介しますね。

 

楽しみです。

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子

9月母性型勉強会のお知らせです。

2013.09.02

9月母性型勉強会のお知らせです。

 

日時:9月18日(水)午後6時半~午後9時

場所:高松国際ホテル 

会費:3,000円(食事代込み)

お問い合わせお申込は

http://boseinomonosashi.com/study/

化学反応のように

2013.08.30

dsny.jpg

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

東京ディズニーランド入場してすぐに見つけた光景。

人だかり、拍手の渦に引き寄せられ近くによって見ると

こんなパフォーマンスが。

最初は「なんだあ?」としかめっつらだった大人達も

パフォーマーと目が合った瞬間からも満面の笑みに変わりました。

うわあ、すごいなあ。

極上の笑顔

目の中に打ち込んでくるような視線を

向けられたら

誰でも化学反応のようにご機嫌な気分と笑顔になるんです。

 

誰でも笑顔がいいのはわかってますが

「とびきり極上の笑顔」には

そうそう会えません。

 

見回してみても、そうそう、いないのです。

 

しかし、帰りの飛行機に乗る時に

搭乗受付のカウンターに見つけました。

3人の女性が並んでおり

そのうちの一番左の女性の笑顔が

「とびきり極上の笑顔」

 

自分から笑顔を発して、周囲を幸せにしちゃおう

と思っているんじゃないのか?と思ってしまうほどの

極上、です。

 

極上だったので、やはり目立つんです。

どうしてもその女性の方に目がいってしまう。

 

この人の前では

文句は言えないなあ・・・

という気分にさせてしまう。

 

先手必勝の「接遇」です。

 

私はこの「とびきりの極上の笑顔」を脳裏に焼きつけ

吉本歯科医院に持って帰ろうと、思いました。

コピー&ペースト

しちゃって伝染です。

 

ディズニーランドも、兄夫婦との再開も楽しかったですが

一番印象に残ったのはこの極上の笑顔。

 

自分が笑顔だと思っている程度のものではなく

圧倒的に見る人を幸せな気持ちにしてしまうような笑顔は

もうそれをしているだけで、その人は天国に行きそうな気がします。

本人は意識していなくても、その人と一瞬でも同じ空間にいるだけで影響されます。

 

現実に

この女性を一瞬見ただけですっかり影響されちゃっている私がいます。

すごいことだと思います。

人は見られています。

と同時に

自分も見られているんだ、ということを

知っておくことって大事です。

 

 

今日午前中の患者さんで

同じように素敵な化学反応があった出来事がありました。

 

お一人は県外からわざわざ吉本歯科医院に通って下さっている女性の患者さん。

数軒の歯医者さんをへて吉本歯科医院に辿りつき

初診の時にお目にかかった時には

肩もまるくなってお口に手をあて、悲しそうな表情だったことを

覚えています。

 

しかし今日治療が終わりお話した時には

背中は開き、表情は眉間がすっきりとし、歯を見せてニッコリと笑っていました。

「最初にここに来る時までは、これからどうなるのか不安で不安でたまらなかった。

今は、歯はまだ治療しなくてはいけないけれど、気分は明るいんです」と

本当に嬉しそうにお話して下さいました。

 

その表情を見て当院の受付松本も、とっても嬉しそう。

私も嬉しい。

 

「うふふふ。人間って不思議ですね

気持ちが変わるとこんなに表情までかわっていくんですね」

 

こういう会話がなごやかなになされている瞬間に

私はいつもとっても幸せな気持ちになります。

 

吉本歯科医院にはこういう瞬間が本当にたくさん起こるんです。

 

人は同じ空間にいるだけでも

感情は伝染したり、心模様が同調したりします。

 

不快な中に長くいると、最初はご機嫌だった自分の心も

いつの間にか不快になっていく

心地よい中にいると、最初は不機嫌で落ち込んでいたのに

いつしか、元気がでてきている

こういうことはよくあります。

 

 

もう一人の患者さんは

今日がまずは最終の治療日でした。

もちろんメインテナンスで定期的にお目にかかりますが

大掛かりな治療はまずは、終了。

 

お疲れ様でした、となごやかなお話が終わり

お帰りになられる時、

何度も関わった当院カウンセラーの森下が

玄関の外にまで歩いてお見送りをしていました。

 

声が聴こえてきます。

「何でも言えて本当に良かった」

「さみしくなるわ」

とっても上品な女性の患者さんです。

「ありがとうございました」

と頭を下げていただき、

森下も「こちらこそ、ありがとうございました」と頭を下げ

お見送りした後、素敵な笑顔で森下が戻ってきました。

 

こんな瞬間も

化学反応です。

 

自分から働きかけたから

反応が起こるのです。

 

関わる人を

どうにかして、少しでもいい気分に、幸せな気持ちになってもらおうと

自分から働きかけるから

反応が起こるんです。

 

それは心の動きです。

最初に動かすのは自分の心です。

 

面倒くさいや

と、思ってしまったが最後、そこで

化学反応はピタリ止まります。

 

化学反応なので

ひとつのアクションからどんどん大きくなっていったり

伝染していったり

します。

しかも、勝手に。

それを見ていた誰かに影響を与えていくんです。

 

日常の中に

こんな化学反応をたくさん起こしていけるんです。

 

さて、今日はさきほどまで徳島から

吉本歯科医院のサイトを管理制作して下さっている多田千恵子さんが

打ち合わせに来て下さっていました。

久しぶりに会ったのですが、子育て真っ最中で一番大変な時期にもかかわらずまた、

きれいになってました。

すっきり一山も二山も越えたそうです。

内面はそのまま表にでます。

 

 

私は彼女と話をする時

一言話しただけで「ああ、わかります」とすぐに内容を理解してくれるところが

大好きです。

 

しかし、今日わかったのは

当院院長のマニアックな頭の中を実に素早く理解してくれる人だった

ということです。

 

ただ、聴くだけじゃなく

理解し、

質問し、

「こういうことですね」と

ちゃんと表現できることができる人は

すごいなあと私は思いました。

 

よく勉強してるんですね、きっと。

 

今日は、吉本歯科医院のホームページを

さらに患者さんに見やすいものにしようと打ち合わせを重ねました。

 

 

どうしたらもっと伝わっていくかなあ

と頭をひねってああだこうだと考えている時が

一番楽しいです。

 

外はいきなりゲリラ豪雨です。

窓の外はまっくら。

最近のお天気は一瞬で変わります。

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子

人は言われ続けた通りの人になる

2013.08.19

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

週末は1泊2日で子供たちと一緒に夏合宿に行ってきました。

鳴門の海のすぐそばに素敵な合宿所があり、四国各地から200人近くの子供たちと

お母さんが集まりました。

子供たちは集中学習をしたり、花火をしたり、一緒にご飯を食べたり

お風呂に入ったりと、普段とは違う環境の中でめいいっぱい勉強し、遊んだようです。

 

子供たちが遊んだり勉強している間や

夜子供が眠ってからはお母さん達と座談会でした。

私は、この時間がとっても楽しかった。

 

東京から教育のプロフェッショナルの女性講師が

子供たちの指導に来て下さっていました。

この女性を囲んで、お母さん達の質疑応答です。

 

その中でとても素晴らしい「やりとり」を体験したので

紹介します。

ある女性が、こんな質問を先生にしました。

 

私の友人が、悩んでいます。

子供を叩いてしまうんです。

子供を叱り飛ばしてつい叩いてしまうんです。

どうやってアドバイスしてあげたらいいですか?

 

というものでした。

 

講師の女性はこう言いました。

まず、あなたと対等な関係である友達の立場で

「叩いてはダメよ」というのはまず通じません。

なので、子育ての話でこんな話を聞いてきたよ、という感じで

伝えてあげて下さい、と。

 

叩いているお母さんに

5つの質問をして下さい。

①あなたはご自分の子供さん以外に人を叩いたことは、ありますか

(たいていの場合は、「ない」と答えます)

②お母さんご自身は叩かれたことは、ありますか?

(多くの子供を叩いてしまうお母さんは自分自身も親に叩かれて育っています)

③では、今から叩かれていた5歳頃の自分の戻ってみて

叩かれた時、どんな気持ちだった?痛かった?と聞いてみましょう

④本当はその時、どうして欲しかった?

(本当は愛されて優しくされたかったのでは?ないでしょうか。

叩かれたくはなかったのかもしれません)

⑤叩かれたまま大きくなったら、大人になってどんな気持ちを抱くようになりますか?

 

子供は叩かないとわからない

悪いことをした時には叩かないとダメだ

と叩くことを正当化するお母さんお父さんはたくさんいます。

 

実際に「うちの子供は叩かないとわからないんです」と断言するお母さんもいました。

しかし、それは勝手な親の思い込みです、と講師は断言。

 

話せばわかる

わが子は話せばちゃんとわかる

信じていないのは親の方

どうやって言い聞かせればいいのか

を知らないために、

叩いたり、怒鳴ったり、と最悪の行動に出てしまうのです。

 

私自身、振り返ってみると

今まさに、子育てで「ムカムカ」することも多々ある真っ最中の時期ですが、

つい怒鳴ってしまったりしている時

冷静に自分を振り返るとそれは私が自分自身に怒っていたり

腹がたっていることを単に子供にぶつけているだけ、ということがほどんどです。

 

小さい子供は無抵抗です。

そして親から浴びせられた言葉を100%信じ込むのが子供という存在です。

 

叩いてでもわが子を止めないといけないほどの

拳が必要なのは一生に一度程度なんです、と講師。

殴ってでも目覚めさせないといけない時にその拳が必要です。

 

子供は自分の親が自分にかけた言葉どおりの人間になります。

これは大人になっても同じで

人からかけられた言葉通りの人間になっていくのです。

 

これは吉本歯科医院でも立証済みです(^^)

 

悪人だ、悪人だ、と言われ続けると

本当の悪人になります。

子供に「お前はなんでこんなに悪いんだ!そんなことしてたら悪い人間になるぞ!」と

繰り返しいい続けたなら

その子供は本当に将来悪人になり、親不幸を繰り返し、毎日のように

親をののしる子供に成長します。

 

逆に、わが子に

「あなたは本当に素晴らしいね。いい子ね、優しい子ね。賢い子ね」と

言われ繰り返された子は

のびやかに育っていくと思うのです。

 

子育ては、人育てに通じます。

 

講師は、「よいところを10個くらい毎日探しだして言葉にしてみよう」と

提案してくれました。

 

わが子のよいところ、素晴らしいところを

母親は冷静には見つめることは難しいんだそうです。

なぜなら、120度の愛情で愛そうとしてしまうから!

愛の熱さで溶けてしまい冷静に見つめることができないんですって。

でも、これだって長所です。

 

無条件で愛せる存在

命だって惜しくないと思える存在

それがわが子であり、

母親はそんな風に子供を育てていきます。

愛情の海で飲みこんでしまうほど深いのが

わが子への愛情です。

 

そのぶん、冷静さを失うのです。

だから私を含めお母さんは、

自分はわが子のことは冷静に

客観視することができないんだ、ということを知っておけばいいんです

 

知っておけば

子供を理解しようと勉強したり

一拍おいて考えたりすることが

できるんです。

 

 

他人の悪いところをひとつでも見つけたのなら

同時にその人のよいとろこを10個、見つけるんです。

もう力技で、見つけるんです。

それは努力です。

 

探せば必ずあるんです。

 

そうしているうちに

嫌なところが気にならなくなってきます。

 

 

私達は、相手を完璧に理解することは

絶対にできません。

夫婦であっても、わが子であっても、長年一緒にいる友達でも。

その大前提をすぐに忘れ、

ちょっとでも嫌な部分が見えたなら

その嫌な部分だけがクローズアップされ、その人の人格までもが

「嫌な人」「私とは合わない人」と認知してしまいがちです。

 

しかし、それでは、自分の世界は広がらないままです。

視界は狭いまま。

狭い視界の中にあるのは、ストレスしかないんです。

 

ほんの少しでもいいところ、素敵なところを見つけ出し

すぐに言葉にするんです。

嫌なところが見つかる前に、先にいいところを見つけ出し

先に言葉にしてしまうんです。

 

そうやってどんどんいい言葉の魔法をかけていくうちに

自分の周りに、「嫌な人」がいなくなってくるんです。

 

一番心が落ち着いているのは

自分の関わる周囲の人間関係と調和できている時です。

不協和音ばかり起こし

「あの人嫌い」

「あの人むかつく」

「あの人はなんであああなんだ?」と腹が立っている時は

しんどいのです。

 

 

自分が今見えている世界が暗くてグレーな色ならば

自分が自家発電して、ランプになり周囲を照らせばいいんです。

人が灯してくれるのを待っているより

自分が先に豆電球でもいいので照らせばいいんです。

 

その豆電球になるのが

言葉です。

 

いい言葉を今目の前の人に

かけてあげるんです。

自分から、先に。

 

今日、朝から今までの間に

一体何人の人に自分はいい言葉をかけ

相手をにこりとさせ、幸せな気持ちにさせただろう?と。

 

1人でもいいから、そうできた時

自分の心の中はとっても清々しく

1人が2人になり3人になり、と習慣になっていくんです。

 

人は言い続けた通りに人になっていきます。

だから、言葉に気をつけないといけないんです。

 

人からいい言葉をかけてもらえない

という人は

実は自分もまた人にいい言葉をかけていなんです。

 

待っているのではダメなんです、

先に、自分から、

会った人会った人に

いい言葉をかけるんです。

 

それが、いいサイクルに入る一番の

近道なんです。

 

人は気持ちよかったことは

何度も繰り返します。

快感だからです。

 

人にいい言葉をかけること

人からいい言葉をかけられること

これは快感です。

 

今日一日が清々しいと

明日もまた清々しいんです。

 

今日が嫌な気持ちだけど

明日はきっといい気分になる

ということは、ないんです。

 

いい気持ちは、自分で作り出すんです。

起こること起こることに反応して

嫌な気分になったり、いい気分になったりするのでは

しんどいのです。

 

自分次第で

ずっと清々しさは続くんです。

 

他人の中に素晴らしいものを探り出し見つけ出した時

そしてそれを言葉にして相手に伝えている時

言った方も

言われた方も

幸せな気持ちになります。

 

相手の中に相手も知らないような素晴らしさを見出していくことが

できた時、こんな幸福感はないと、私は思います。

 

愛=関心です。

関心の反対は、無関心です。

あなたに関心があります

という無言のメッセージをずっと送り続けることは

人を愛していることそのもの。

 

無関心が一番しんどいんです。

楽チンなようで、実は一番しんどくて、孤独で、つまらないんです。

 

自分は他人に無関心だけど

私のことは関心もってよね、というのは

無理なんです。

 

 

自分が他人に一生懸命関心を寄せるから

他人もまた自分に関心を寄せてくれるんです。

 

他人の中に、何もいいところが見出せない

何の関心も持つことができない

私の周りには私がいいと思う人は誰もいない

こう思ってしまう時

人は孤独です。

 

しかしこれも習慣です。

力技(チカラワザ)で、他人のいいところを見つけようと

していくうちに脳の回路がピシパシと開通するのです。

最初は開通するまで大変かもしれませんが

3週間もしていくうちにある日ドーンとトンネルが開通するのです。

 

一旦開通すれば

もうあとは他人のいいところだけが

どんどん目に入ってくるようになり

人のいいところを口に出して表現することが

快感になって習慣になってくるんです。

 

死ぬまでに

どれほど多くの人の素晴らしさを私は見つけたか

そして伝えたか?

です。

素晴らしさを伝えた時

そこには必ずおまけがついてきます。

それは

湧き上がってくる愛情です。

自分の中にも、こんなに溢れるような愛情があったんだと

知った時、こんな幸せ感は他にはないんです。

お金を出して得られない幸福感です。

 

 

いまいちど、私も自分に関わってくれているみんなのことを

思い返してみようと、夜、じっくりノートに一人一人のことを

書いてみました。

院長や子供や両親のことも。

 

書けば書くほど、出てくる出てくる。

こんなにあるのななら、言葉にしなくては。表現しなくては。

 

子供よりも母の方が興奮し

学びの多い夏合宿でした。

 

母性型実践マネージャー吉本歯科医院の吉本委子 

言われ続けた通りに人になり

言い続けた通りに子供は育つ

 

冷蔵庫に貼りました。

第25回四国フォーラムイン徳島会議に出席

2013.08.19

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人間科学研究所の池田弘子です。

第25回四国フォーラムイン徳島会議に出席

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この会はIBMさんの主催により毎年香川、徳島、高知、愛媛と各県で交互に開催されている。

私は今回、座長を務めさせて頂いた。 

産、官、学のトップをはじめ私のような民間人も出席して2日間にわたって四国の経済、文化、観光などについてざっくばらんに話し合う会である。 

学長、頭取、局長など"お偉いさん"と言われる人たちもかみしも脱いで率直に話し合える場の雰囲気が私は好きでこれまで12回以上参加させていただいている。

 

今回の徳島会議でのテーマは 

「四国の四半世紀考えるこれまでの25年とこれからの25年」

 

これまでに至るまでの四国の課題、これから解決していかなくてはならない課題が浮き彫りにされ有意義なひととき。

 

先ず、基調講演のお一人セーラ・マリ・カミングスさんはチャーミングなアメリカ女性。

 

その女性がなんと長野県の小布施町の老舗酒造りの取締役となって大活躍、小布施町を女性ならではのきめ細やかな発想と大胆な行動力で活性化している。

 

特に、小布施マラソンの実施風景で驚いたのは、ランナーの水の補給場所で、年配の女性がバイオリンを弾いてランナーを迎えたり、長野名物のリンゴを女性がその場で剥きながらランナーに手渡ししている光景だった。

 

なんと、心憎い心に効くおもてなしだろう!

 

お二人目の講師は、過疎の町に先端企業を誘致させた今旬の人、神山町の大南信也氏

 

この方が素晴らしいのは、「出来ない」「無理」など過去の失敗を挙げてアイデアを破壊する人を「アイデアキラー」として排除し、時代の歯車を回すチャンスに賭けたことだろう。

 

こんな刺激的なお二人の講演を受けて、私達メンバーは分科会に分かれ翌日まで熱心に話し合った。

 

私は去年に引き続き分科会の座長の役が回ってきた。

 

実は、去年までは座長の役は重荷だったが今回はラッキーと受け止めた。

何故なら現在私は「対話フィットネス」という場を作り、まとめ役を企業の組織活性化やコミュニケーション力アップのために実践しているから、こんな貴重な場は捨てがたい。ありがたくお受けした 

形式ばらずに気楽な雰囲気で話し合い、結論を求めない場は、日常私たちは経験することは少ない

 

また、年を重ねるほど人の話を最後まで聴くこと難しい。

 

人間が成長するということは、伝えたいことを伝えたい言葉で伝わるように話しえる場が必要なのだ。人は独りでは成長できない。

 

そんな場を何と25年も前から提供してくださっているIBMさんは、まさにグローバル企業にふさわしい!と遅まきながら実感した徳島会議でした。さりげない、気遣いで私たちをサポートしてくださったIBMスタッフの皆さんにも感謝!

 

人間科学研究所 池田弘子

 

女性の本質は長期戦略

2013.08.06

 

こんにちは

母性型実性マネージャー吉本歯科医院の吉本委子です。

吉本歯科医院で長く子供達の面倒を見てくれたり清掃をしてくれたりしている女性がいます。

この方のご主人が最近病気で亡くなりました。

病気がわかってから最後は自宅で献身的な介護生活。 

息を引き取る1週間前には世話をしてくれる奥さんに向かって手を合わせて「ありがたい」と言ってくれていたそうです。 

元気な時は腹も立つこともあったけれど、「ありがとう」のその一言で心があったかくなり、最後まで面倒を見ることができて本当によかったと話してくれるその表情はとても穏やかで優しいものでした。 

しかし、逆に新聞を読んでいれば、「死んだ後、夫と同じ墓に入りたくない」と考えている妻の数も少なくはないという記事がありました。 

社会的に成功していても、夫婦関係が噛み合わずいつも孤独感を持っている人は少なくはありません。

 

長い人生を一番共に歩くのは良くも悪くも結婚相手です。 

吉本歯科医院には若きドクター新枝先生がいます。

そのうち開業する時までにはお嫁さんをもらってから開業したいと思っています。

 

「よ~く見定めていい奥さんを選んでね」と

ちょっと先輩なのでよくこんな話をします。

 

人生全体の成功と考えた時、死ぬ直前に「ああ、いい人生だった」と思えるために、結婚する相手の選択というのは実はとても重要なことだと私は思います。

 

失敗したら何度もやり直せばいい、のですが、結婚だけは、そう何度も何度もはやり直しがききません。

 

しかし、「結婚とは」「結婚相手にはどんな人を」「結婚生活とは」といった一連のテーマを学校では教えてはくれません。

 

家庭でも体系だって教えてはくれません。

育っていく過程の中で、「なんとなく感じとって」いくものでした。

 

私自身、若い頃には情熱のままに恋愛をしたり、外見に惹かれやすかったり、人気がある人を好きになったりしましたが、そのどれもが「燃え上がる炎ほど、消えるのもはやい」でした。

 

今、思うのは、独身の時に感じた恋愛と、結婚してからの夫婦の愛とはもうまったく別のモノということです。

 

夫婦や家族は淡々とした平凡な毎日の繰り返しです。

毎日の職場生活と似ています。

 

お互いに若い頃には美貌、美男子を誇っていても年を重ねるごとに下り坂になってくるんです。

美女もおばちゃんに、イケメンもおじちゃんに。そしていつかおじいちゃん、おばあちゃんに。

いつもオシャレして派手なデートを繰り返すことはできません。

 

恋愛の場合には、異質な2人であったり、反対者が多かったり、遠距離だったりすればするほど燃え上がります。

 

そこで「ああ、切ない」「ああ、恋しい」を繰り返すのが恋愛の醍醐味であったり、特徴です。

波乱万丈ほど、燃えるのです。

 

しかし、結婚生活は正反対です。

長期安定が何より大事なのが結婚です。

 

子供だって育っていくのにものすごい時間がかかります。

 

わが子は今、8歳と5歳ですが、まだまだ長期戦です。

5年、10年、15年、20年と時間をかけて、作り上げていくのが家族です。

 

結婚生活の舵取りは、女性にあります

 

なぜなら男性の本質は「いくつになっても外に飛び回っていたい」存在だからです。

 

これに対し、女性はじわじわと蜘蛛の巣を張るように長期戦で自分の巣を固めていくことに喜びを見出していく本質があるからです。

根本的に違うのです。

 

女性の本質は長期的な戦略にあります。

 

最初の5年で徹底的に足場を固め土台を築き、大きな柱を立て、その次に・・・と、どんどん地面から確実に構築していくのです。

確実にじわじわと少しずつ基盤を固めていくことに喜びを見出していくのです。

 

 

目先のドッカーンとした短期的な成功を求めがちなのが男性の本質です。

目標を高く持ち、どこにでも飛んでいってしいたい生き物です。

そしてあっちの蝶がヒラヒラと華やかに舞っていたならフラフラと飛んでいってしまいがちなのです。

そして絶えず不安な存在です。

 

 

女性が地面から栄養を吸収し大きくなり根を張り大きな森を育てる存在だとしたら

男性は絶えず外に獲物を狩猟にでかけ、それを何度も繰り返し続ける存在です。

 

内なるものに目を向けエネルギーを注ぐことに喜びを見出す女性と

外へ外へと目が向きエネルギーを絶えず発散することに喜びを見出す男性の違いです。

 

女性のエネルギーは自家発電が可能です。

男性のエネルギーは絶えず充電が必要なんです。

充電してもらえる場所は「女性」です。

だから、「母港」が必要なんです。

安全基地が必要なんです。

 

 

男性は常に「もっともっと上へ、先へ」と目指す存在です。

もっと大きな獲物を勝ち取りたい、そして評価されることで自分の価値を高めていくことに幸せを感じます。

 

叩かれ否定されそれもまた肥しにし、伸びていくのが男性ですが

 

女性はその対極にあります。

叩かれたり批判されたりすることで、「よっしゃあ」と伸びていくことはないんです。

 

今の現状の中に小さな幸せをいくつも見つけて喜んでしまえるのが女性です。

 

よく社会に出ると「女は甘えてる」と言われますが、守られ甘やかされて生きていくのが女性の本質なのでしょうがないのです。

守られ安心するから能力を発揮するのが女性です。

 

男女はまったく異質な存在なのです。

同じ土俵で戦う相手ではないのです。

 

 

これから結婚する女性が知っておくべきことがあります。

それは、男性は皆、日々戦っている存在なんだということです。

 

そして、傷つきやすく、実際に傷つき、日々批判され否定され、叩かれそれでもなお「頑張らなきゃ」と生きている存在です。

どんなに表向きはクールでも内面はボロボロに傷ついているんです。

 

女性達が想像してもし尽くせないほど、

苦しい中で生きています。

お手軽に幸せを感じることができないのです。

 

女性から見れば

いとも簡単に得られる幸福感や満足感をそうそう簡単には得ることができないのが男性です。

 

女同士でワイワイ言って話して共感しあってすっかり元気になれる

という感覚など、男性にはありません。

 

 

このことを先に知った女性はラッキーです。

 

 

常に戦い傷ついている男性、そして競争から降りることができない、絶えず戦い続けなくてはならない男性が求めてやまない存在になればいいんです。

 

 

男性は欲しい欲しいと心の中で密かに渇望しているのは

自分のことを否定しない、批判しない場所です。

そして、否定しない、批判しない女性です。

 

「そんなことで!!ちっちゃい男ね!!」と言いたくなっても

ぐっと堪えてニッコリ、です。

 

女性が女性同士で誉めあうように、

男性のいいところだけを抽出し、認め、どんな欠点も「まあ、かわいらしい」と大目に見てどこまでも優しく甘やかして欲しいんです。

 

たっぷり甘やかされ優しくしてもらえ認められ感謝された男性はエネルギーを満タンまで充電します。

満タンまで充電したならば、その時点でほんの少し指摘をしたり、アドバイスをするのです。

順番が大事なのです。

①      愛情のコップを満タンにする

②      自分の主張を少し言う

これが正解です。

 

そしてそこが、男性の安全基地になるのです。

男性の安全基地になれた女性は舵取りができます。

安全基地でしばしエネルギー充電ができた男性は、また大きな獲物を取りに外の世界に出て行くのです。

 

 

「あなたのお陰よ」

「あなたはすごい!」

こんな感謝と賞賛の言葉が

絶えず欲しいのです。

シャワーのように、欲しいのです。

 

 

「・・・しょうもな」

と思ってはいけないんです。

 

 

女性の本質は長期的戦略です。

長いスパンでじわじわと心地よい空間を作り上げていくのです。

今が20代でこれから結婚するのなら、80歳くらいまでの長期戦略を立てるのです。

それができるのが女性の本質です。

 

 

当院の新枝先生は、「結婚するなら若くて美人で可愛くて、控えめで・・」と世の男性の理想像を話すのですが、容貌は10年、20年もすれば変わるのです。

年齢を重ねるごとにのぼり調子にはいかず、下って当然なんです。

 

 

長く生活を続けていくには

自分と相手は話がよく合うかどうか、です。

ある程度の価値観を同じかどうか、です。

そして、知的にモノを考えることができる相手かどうか、です。

感情のコントロールができる冷静に思考する習慣ができる人かどうかも、見極めるポイントかと思います。

顔がきれい、芸能人に似ている、人気がある、スタイルがいい

これらの若い頃のモテる要素は結婚生活には必要ないのです。

 

一枚の人生設計図を夫婦で描き上げることができるかどうか、が重要です。

 

1年後は

3年後は

5年後は

こうなっているよね

という設計図です。

 

とりあえずこの世で100年一緒にいるとしたら、今の時点ではここまでになっておこうね

と一緒に考える作業は夫婦の価値観をすりあわせるいい機会です。

 

 

一番最小の単位から固めていくのが、母性型です。

 母性型実性マネージャー吉本歯科医院の吉本委子

 

「男もつらい」のよね。

2013.07.31

こんにちは

人間科学研究所池田弘子です。

男の悩みのホっと相談窓口が設けられて相談者も増えているそうだ。

「男は会社を辞めたら最後負け組みにされるという悲壮感がある」

「男は顔で笑って腹でなく」

「男らしくしろ、と言われることが辛い」

その上「同情」を嫌う、などなど。

女から見れば「もっと男らしくしてよ」とイライラすることも多いけれど

男性たちも、伝統的な「男らしさ」にこだわって悩んでいるのですねえ。

しかし、男はそもそもか弱い存在なのです。

プライドだけで生きているようなものなのです。

男は仕事の業績こそが生きがい。

しかも、女同志なら気が変わることは当たり前

「あっ、ごめん約束忘れてたあ」ですむところ

男は気がわかることは認めない、気まぐれは許せないのです。

そんな男が強くなれる時は、女から「貴男のお蔭よ」とか「貴男って凄い!」と

プライドをくすぐられる時。

男は、自分の行動に注文を付けられるのは嫌い、自己弁護のために攻撃的になる

女は、あなたのことを思ってと感情的になる。

女は「そんなつまらないこと」と感情を訂正されるのが一番辛い

男は「正しく」なりたがり、女は「いい子」になりたがるのです。

男はここ一番って時に「お母ちゃん」が必要なのです。

「うちには手のかかる坊やがいる」って愚痴りながらも

手のかかる坊やの面倒を見てきた「お母ちゃん」がいてくれたから

男は外で存分に戦えたのです。

それは、女のしたたかな処世術かもしれないけれど

私は、女に相手を許す「優しさ」あったからだと思うのです。

時には自分が悪者になってあげるおおらかさを

昔の女は持っていたのです。

いまどきは、女がお母ちゃんをやらなくなったので

男は潔さも、女を守ることも発揮できなくなったのです。

私は、目下大手企業の「女性活性化」プロジェクトと関わっています。

企業の本音は当然利益の誘導

子育て支援や男性育休も整備しつつあるけれど

やはり、培ってきた男性の土俵に女性が上がって

能力発揮はまだまだ。

私は、働く女性たちが、子育てをしながら、自分流を生き抜く知恵を伝えています。

それは、「したたかにしなやかな母性流仕事術」

男性のやり方に何でもかんでも怒り、愚痴って

自分の体力、気力を失うのではなく

男性を元気づけ、ある時は男をたて

いつもニコニコしてる優しい存在は

家庭にだって、仕事場にだって必要なのです。

結局、その方が人生を思い通りに運ぶってものなのです。

男はつらいと感じている男性も

こんな母性の女性に癒されれば

死にたくなるなんてばかばかしくなるでしょう。

問題は、男性がどうすそんな女性と関われるか?

男性も怒ってる女の気持ちを優しくさせる

言葉の訓練が必須なのです。

「男も愛嬌」と自然に言える大人になってほしいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

辿ってきた道だから、手にとるようにわかる

2013.07.29

母性型実践マネージャー、吉本歯科医院の吉本委子です。

 

昨日嬉しいことが、ありました。

 

もう離婚するしかない、とずっと悩みとおしてきた友人が

関係復活することになりました。

 

「あんなに悩んでいたのが、嘘みたい」

晴れやかな表情で笑って帰っていった彼女を見て

やっぱり、互いを知るって大事だなあ、と思いました。

そして、悩んで悩んで、食事も取れないほど悩みぬいたからこそ

吹っ切れた時の開放感はすごいものがあります。

悩む時は徹底的に悩み

落ち込む時は徹底的に落ち込むほうがいいのです。

 

問題はどちらにベクトルが向くかなので

思い切り悩んだぶん、いくところまでいったら

次にはバーンと、いい方向へベクトルが向かうのです。

 

そんなわけで、彼女は今とてもキラキラしてます。

 

今回のことで私は自分のことと照らし合わせ

いろんなことに改めて気がつきました。

一人の悩みは100人の悩みです。

 

友人は我が家と同様、自営業、です。

家でも一緒、会社でも一緒。

24時間ほとんど一緒。

 

 

大きな組織と違って小さな会社は

夫婦が本気になって仕事をしようと思ったら

家庭も会社もイッショクタになってしまうものなのです。

 

よく家でも仕事でもずっと一緒で腹が立たないね

ということを言われますが、

腹が立ちどうしようもなかった前半5年はもう通過しました。

 

しかしその5年に「何度も別れる別れない」を繰り返したからこそ

今があるのだと思っています。

 

噛み合わない時期を乗り越え

どうにか噛み合わせたいと試行錯誤するから

徐々にかみ合ってくるものなんです。

 

 

一般的な家庭はどうかは知りませんが

今回は、自営業というケースに特化して考えてみたいと思います。

 

奥さんがご主人の仕事、もしくは会社を手伝っているという場合

多くは

奥さんは、あくまでも「補助的」な役割に徹しています。

そして立ち位置もどこか控えめです。

 

今回の友人も

「社長の奥さんだけど、あくまでも私は補助的な役割。

でしゃばっちゃいけない。」

そして彼女が表に出ていろいろと会社のうちのことそとのことに

関わるのは主人は嫌に違いない

だって私はオンナだから・・・・

と思い込んでいました。

 

結婚して10年が過ぎ、

なんとなく生活を続けているうちに

いつしか2人は大きくズレどんどんかみ合わなくなっていきました。

 

主人は仕事をする人

奥さんは家庭や子育てをする人

そして、いつしか、お互いの言語が理解できなくなり

お互いが一体何を考えているのかわからなくなりました。

 

何をやっているのかお互いが理解できなくなるので

それにともなって夫婦のコミュニケーションは減ります。

感謝することも、もちろんありません。

ねぎらいの言葉をかけあうこともありません。

 

主人は外でストレスを発散し

奥さんは女友達に愚痴を言う

 

こんな負の連鎖です。

 

でも、こんなものだろう

夫婦なんてどこもこんなものだろう

そう

言い聞かせていました。

 

 

そんな時に事件です。

かみ合わなくなった2人は些細なことがきっかけで

爆発します。

 

感情が吹き出ます。

たまっていた感情がお互いに吹き出ます。

吹き出てくるのは

双方に

「あなたが悪い」「私は間違っていない」

です。

 

一体どうしてこんなことになってしまったんだろう

結婚した当時はこんな気持ちではなかったのに

一体どこで食い違ってきたんだろう

一体いつからこんなに会話をしなくなったんだろう

一体私はいつから相手に無関心になったんだろう

 

こんな2人が一緒に過ごすことは

苦痛そのものです。

 

そんな2人がなぜ、関係復活することができたのか?

 

そこには理由があります。

大きな理由のひとつ

それは

彼女は、ご主人が本当に求めていたものに気がついたから

です。

 

関係というのは本当に不思議なものです。

片方の心が変われば

その瞬間にもう片方の心も変化するのです。

目には見えませんが

化学反応のように、変化します。

 

 

まさに

母性型でいう

「男と女の噛み合わせ」を知ったのです。

 

彼女のご主人は経営者です。

経営者は、皆孤独です。

おそらく、うちの院長も孤独でしょう。

 

決して孤独だ、なんて口にはしませんが、孤独なのです。

経営者でなくとも、真剣に仕事をしている男性は皆孤独と背中合わせです。

 

社員と仲良くできているようでも

社員は本音は社長には明かしてはくれません。

立場が違うから、です。

そしてそれを肌で感じているんです。

わかるがゆえに、孤独なのです。

 

 

同じ目線で立場でモノを言って欲しい、考えて欲しいんです。

経営者の悩みはなにもお客さんのことばかりではありません。

お客さんよりも胃を痛めるほど悩むことがあるのです。

それは社員との関係です。

 

人との関係は近い人ほど難しいのです。

近くなりすぎたら、嫌いなところが目につくようになっているのです。

家族でも、夫婦でも、社員でも、同じです。

そしてそれはお互い様です。

 

 

ほうっておくとギスギスしてくるのが

人間関係なのです。

最初はいいけど、だんだん時間が過ぎるにつれ

だんだん一緒に何をするにつれ

問題は次々起こりますので、そのたびに嫌な面が見えすぎるほど

見えてしまうものなのです。

 

夫婦で会社をしているなら

夫は妻に何を求めるのか?

それは、

「同じ舟に乗って欲しい」

のです。

 

走るのも一緒

沈む時も一緒

なんです。

 

ともに覚悟を決めて欲しいんです。

 

自分と同じように

「この会社が倒れたら自分も倒れる」

という覚悟が欲しいんです。

 

自覚して欲しいんです。

パート社員のような立場でいて欲しくないんです。

 

あなたが倒れるのは勝手だけど

家族は守ってよね、というスタンスは嫌なんです。

 

 

関わるなら

徹底的に関わって欲しいんです

 

私は、院長と一緒に仕事をするようになって

そう強く思いました。

 

夫婦で同じ仕事をするならば

覚悟を決めるべきは

女性です。

奥さんなんです。

 

子供がいようが

家庭があろうが

大黒柱である主人を徹底的にサポートすることで

会社はうまく回りだすんです。

 

 

夫が前輪なら、妻は後輪です。

前輪だけが、がむしゃらに走っても、エネルギー切れを起こすんです。

後輪も同じだけ走るから、すごいスピードで加速されるんです。

 

前輪と後輪がバランスよく回ると

前に子供を乗せて後ろに子供を乗せて走っても

こけずに走ることができるんです。

 

 

 

彼女のご主人は

話し合いの時に

彼女のこう言いました。

 

「仕事を支えて欲しい」

「もっと一緒に本気でやって欲しい」

 

これは、

「俺と同じような意識でここでやるという覚悟を決めてくれ」

ということです。

 

 

これを口に出して言えたご主人はすごいなと

私は思いました。

なかなか言えません。

 

女性は、言葉さえあれば

男性を支えたい生き物なのです。

 

本来は、サポートしたくてしょうがない

生き物なのです。

 

しかし、ご主人も彼女のことを知りませんでした。

どうしたら奥さんが自分を支えてくれるのか?

どんな言葉や態度で、奥さんが喜んでサポートしてくれるようになるのか?

そんなことを一切知りませんでした。

 

知らないがゆえに

地雷を踏み続けて、

最終的には

「もうあなたとはやっていけない」とまで思わせてしまっていたのです。

 

 

友人は言いました。

「話し合いって大事やね。

私も旦那も、思い違いがすごいと思う。

これから、知っていく努力するわ」

 

 

お互いはまったく違うんだ

相手はこうして欲しいと勝手に思い込んで

勝手にそうしていた、

でも、それは相手の欲しいものではなかった

と気がついた時

今度からは、学習します。

 

 

一番近くにいる人のことが

実は一番見えていません。

そして、思い違いをしているということは、よくあります。

特に男と女の場合には。

 

 

男性は女性のことを

女性は男性のことを

知る必要があるんです。

 

 

知らなかったがゆえに

離れなくてもいいのに、感情のままに離れてしまうことだってあるんです。

 

誰も悪くはないし

どちらも間違ってはいないんです。

問題は

あまりにも知らなかった

知らなかったがゆえに

思い違いをしてしまっていた

ということなんです。

 

 

お互いがお互いの地雷を踏んでいたんだということに

気がつき

どうすればかみ合うのかをちゃんと体系だって知ることができれば

私は8割方の夫婦はもっと噛み合う、力を合わせることができると思うんです。

 

 

死んだらどうなるかは誰にもわかりませんが

今、生きているこの時に、出会って関係を持っていることには

意味があります。

 

その意味を自分の都合のいいように

ドラマティックに仕上げていくのも

自分次第です。

 

「はっ、ただの偶然でたまたまくっついた相手よ」

と思うか

「出会うようになっていた」

と思うか

正しいか間違っているなどはどちらでもよく

力が湧いてくる方に

喜びが湧き上がってくる方に

いいように考えてしまえばいいと私は思ってます。

 

一番近い人との関係を

信じることができたなら

後の周辺の関係は

勝手に信じることができるようになってきます。

 

 

「男と女の噛み合わせ」を知る

そして

「話し合う」

 

こうやって関係を構築していくんです。

 

心がものすごく動いた一日でした。

きっと今頃、ラブラブです。

 

 

奥さんと話し合いができて

一番ほっとしているのは

ご主人です。

そして子供たちです。

競輪業界の研修に行きました。

2013.07.28

人間科学研究所の池田弘子です。

競輪って日頃勝負事に縁のない私には異世界。

当然ばっちり男社会、対象は管理職37名、全員男性。

四角張った表情で肩の上がったおじさんたち(ごめんなさい、私もおばさんなんだけど)。そこで

恒例のハイタッチ!

一瞬にして笑顔がそこここにあふれました。

研修の導入もこれでばっちり、もちろん私のテンションもアップ

ハイタッちの効果は

いつでも、誰にでも、どんな時にも使えるコミュニケーション効果絶大!なこと。

難しい小理屈は要らない。

目と目を30センチの距離であわてしまうともう逃れられない、笑うっきゃない!

この瞬間の緊張がリラックスに導いてくれるのです。

コツはスピード感が大事。

ハイタッチの極意は「先手必勝」先に動くこと

突然ですが、男と女の関係では

女はにじり寄られると気持ち悪い、こんな時は大胆に引き寄せて欲しいもの・・・

なんて話をするとおじさんたちの白い目がきらきら黒目に変わる。

男同志の雰囲気っていったんリラックスすると、一気に和気あいあいになるんですねえ。

「価値観認知ラブストーリ」のセッションでは大いに盛り上がり

グループ討議での発表も、伝えたいことが明確で、しかも話しぶりはユーモアたっぷり。話す力は90点。

競輪の組織は

審判、選手管理、検車の整備、番組(出走表)と役割分担が分かれていて、

しかも、一瞬の勝負の判定(白か黒か、ルール違反はないか)が問われる、厳しいもの。

それだけに、情報共有は必須、そのために、日頃からのツーといえばカーと解答が出る人間関係が大切なんだそうです。

まさに、競輪を支えているのは研ぎ澄まされた現場第一主義の皆さんのチームワークと日々の研鑽の賜物と感じました。

「ああ、明日でいいや」という消しゴムで消せる仕事ではないんですという言葉が心に残りました。

男同士で築いてきた競輪業界も、競輪離れが若い人たちに進む中課題は大きい。

女性も楽しめる競輪もあっていいのかも・・・・・

※「母性型原理®」「母性型経営®」は株式会社人間科学研究所の登録商標です。